【特集】これだけは見ておきたい
2019年美術展ベスト25
芸術新潮 2018年12月号
(毎月25日発売)
発売日 | 2018/11/24 |
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JANコード | 4910033051282 |
定価 | 特別定価1,813円(税込) |
【特集】これだけは見ておきたい
2019年美術展ベスト25
ご鑑賞は計画的に♪ 展覧会早見表
巻頭グラフ
お寺育ちの本格派 月僊和尚のリアル&ユーモア
顔真卿と唐代名品全員集合
EXHIBITION 03
“波”と“富士”で知ってるつもり!? 今度の北斎展ではこれを見よ!
可能? 不可能? アナザー(もうひとつの)建築史
EXHIBITION 05
『奇想の系譜』刊行から半世紀
掟破りオールスターズの祭典
EXHIBITION 06
原画がいざなう、愛しき物語の森
大人のための『クマのプーさん』
東寺展でひたる
密教の崇高のヴィジョン
楽しみいろいろ ムーミンの年!
EXHIBITION 09
一遍聖絵、全部見せます
クリムト満開の春が来る!
EXHIBITION 11
クリムト、シーレを生んだ芸術都市
ウィーン、美の都の物語
花も嵐もストーリー
EXHIBITION 12
規模が大きすぎて全貌いまだ捜索中
松方幸次郎の場合
EXHIBITION 13
英国にも新しい美術を!
サミュエル・コートールドの場合
EXHIBITION 14
貧乏画家もプロデュース
ポール・ギョームの場合
言葉にならない感情を問い続ける
塩田千春、20年の集大成へ
ゆるキャラの祖先を素朴絵に見た!!
EXHIBITION 17
伝説のファッション・デザイナーにして総合芸術家
いま甦る、マリアノ ・フォルチュニ
EXHIBITION 18
政治ハチャメチャ、文化ハイブロウ
室町将軍の生活と意見
まるっとひもとく京都画壇
応挙・呉春から栖鳳・松園への道
岸田劉生クロニクル
EXHIBITION 21
バスキア・リターンズ
ゴッホをつくった未知との遭遇
EXHIBITION 23
「絵巻切断」から100年
幻の王朝絵巻、歌仙たちの再会
EXHIBITION 24
ハプスブルク家600年の繁栄の秘密
姫君たちの華麗なる戦略で世界を制覇せよ!
そして「窓展」は何をしようとしているのか?
COLUMN 1
お待たせしました! 都現美が戻ってまいります
COLUMN 2
2019年、これだけは見ておきたい美術展
[番外編1]WHO ARE YOU? 知らなかった名手たちと出会う
[番外編2]永遠の巨匠たち
[番外編3]ヒーローズ
[番外編4]浮世絵うきうき
COLUMN 3
ここ1年の入場者数ランキング
文化事業から興行へ 文 藤田一人
行ってみたい新アートスポット
NEW ART SPOT 01
スコットランドに誕生した隈研吾による崖のようなV&A別館
[V&A ダンディー]
NEW ART SPOT 02
安藤忠雄がパリの歴史的建築を現代美術館に!
[ブルス・ドゥ・コメルス]
NEW ART SPOT 03
七転び八起き、301年ぶりによみがえった天平のたたずまい
[興福寺 中金堂]
NEW ART SPOT 04
新しい文化の発信地・大阪ベイエリアで森村ワールドにどっぷり浸りたい
[モリムラ@ミュージアム]
◆ Regular Features ◆
◇ 巻頭 ◇
ちょっといいで書?〈20〉
ストリートで見つけた気になる字
選・文 中澤希水
Goods & Shop X'mas special
Goods & Shop
時と光の美術館〈20〉
SPECIAL
ウェレンドルフ
ロイヤル コペンハーゲン
千住博の往復書簡〈5〉
宛先 孫正義様
◇ PICK UP ◇
movie 野崎歓
book 諏訪敦
recommend 編集部のおすすめ!
成相肇の やっかい もっかい てんらんかい〈32〉
exhibition 全国展覧会情報
2018年芸術新潮目次
次号予告
▼芸術新潮特別企画
ポーラ美術館
明治・大正・昭和
美人は変わるよ 時代と共に
- たばこと塩の博物館
- やんばるアートフェスティバル
2018-2019 - 笠間日動美術館
- 郷さくら美術館
- サントミューゼ上田市立美術館
秋華洞
美術界の動向が分かる
カタログ「秋華洞」がすごい!
銀座ギャラリーズ クリスマス アート フェスタ
ART CAFÉ SPECIAL
ART CAFÉ
Gallery's Plaza
最新号PICK UP
来年の美術展は、レイコにお任せ!
昨年好評だった「これだけは見ておきたい美術展ベスト25」の第2弾、今年もとびきりの25の展覧会を紹介します。東寺の立体曼茶羅、クリムトの肖像画、アート市場ぶっちぎり疾走中のバスキア、岸田劉生の決定版回顧展など、2019年の大型展はバラエティに富んだ充実のラインナップ。一方、実現しなかった建築を巡る考察や、「窓」をテーマにしたものなど、切り口のユニークさが光る企画展も見逃したくありません。一足先に、そのハイライト部分をお見せします。
今年12月~来年11月、各月ごとのお勧め展覧会をナヴィゲートしてくれるのは、しりあがり寿さん描く「レイコ」(=麗子、岸田劉生の愛娘)。昨年の「叫び君」とはまたひと味ちがったクールな視点で、各展覧会にコメントを添えてくれます。
2大付録は「芸新手帳2019」と、来年の展覧会に登場するキャラ満載のオリジナル手ぬぐいです。手ぬぐいの中に気になるキャラを見つけたら、手帳に印を付けて来年の展覧会鑑賞計画を立てましょう。
ワクワクがぎっしり詰まったこの1冊を手に入れたら心もポカポカ、きっと気忙しい師走も乗り切れるはず!
この号の誌面
編集長から
来年の目玉展をすべて先取り!
今月号は、昨年大好評を博した特集の2019年版、「これだけは見ておきたい2019年美術展ベスト25」をお届け! 1月には近年の新発見や本邦初公開の作品が出品される北斎展、2月には若冲や国芳ら奇想派8名の代表作が一堂に会する奇想の系譜展、3月には空海プロデュースの立体曼荼羅21体中なんと15体がトーハクに出陳する東寺展など、年明けから必見の大型展が続く。その後も過去最大規模のクリムト展や話題必至のバスキア展が気になるし、印象派作品が続々来日したり、ゴッホ展が開かれたり、忙しい一年になりそうだ。その見どころを開催月ごとに紹介しているので年間の予定が立てやすく、旅の計画をする際にも活用してほしい。もちろんベスト25以外にも見逃せない展覧会は多く、そちらもしっかり抑えている。
全国200館以上の展覧会情報を網羅した「芸新手帳2019」、目玉展のキャラクターがちりばめられた「オリジナル手ぬぐい」。2大付録も愛用されたし。
芸術新潮編集長 吉田晃子
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
芸術新潮とは?
「暮らし」はアートであるをキャッチフレーズにあらゆる事象を「芸術」という観点から検証し、表現する「芸術新潮」。1950年に創刊され、歴史と文化を見続けてきたハイクオリティなアートマガジン。歴史的な芸術作品から、建築、古美術、現代アートまで、あらゆる「美しきもの」を独自の切り口で紹介しています。