大学ご卒業 「愛子さま」躍進に「紀子妃」の歯ぎしり
週刊新潮 2024年3月28日号
(木曜日発売)
発売日 | 2024/03/21 |
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JANコード | 4910203140341 |
定価 | 480円(税込) |
「愛子さま」躍進に「紀子妃」の歯ぎしり
“同期の桜” 「大谷翔平」と「羽生結弦」の“明”と“暗”
もうひとつの遠野物語 「赤ベンツ不倫」広瀬めぐみ議員の「幽霊公設秘書」疑惑
「間下このみ」に“子ども連れ去り”離婚訴訟 ついに「共同親権」審議入りの理由
ノンフィクション・ライター 西所正道
10年ぶり指針改訂 世代で違う「睡眠時間と死亡リスク」
▼“白鵬追放”の急先鋒 協会ナンバー3「春日野親方」も「暴力隠蔽」
▼格闘家と破局「川口春奈」が試される「明石家さんま」
▼能登大地震「日本航空石川」 センバツナインの「段ボールベッド」生活
▼株高で年配者がお金を使い出す
▼ソフィー・マルソーも性被害騒動
『不適切にもほどがある!』の適切な楽しみ方
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/黒井文太郎
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
危機下の頓珍会議室/田中優介
全知全脳/池谷裕二
歴史のしっぽ 古都の歩き方/澤田瞳子
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
三島屋変調百物語十之続 猫の刻参り/宮部みゆき
逃亡者は北へ向かう/柚月裕子
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 平野レミ 料理愛好家・シャンソン歌手
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼黒い報告書/蜂谷 涼
▼Bookwormの読書万巻/柴山桂太
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼スクリーン ▼テレビジョン ▼ガイド
この号の中吊り
最新号PICK UP
大学ご卒業
「愛子さま」躍進に「紀子妃」の歯ぎしり
4月から日本赤十字社へ就職される天皇家の長女・愛子さま(22)がさる20日、学習院大学の卒業式を迎えられた。次週は伊勢神宮にご奉告の参拝をなさる予定で、まさしく門出の春となられたわけだが、その一方、皇嗣家では紀子妃がひたすら気を揉まれており……。
なぜこんなに違うのか
“同期の桜” 「大谷翔平」と「羽生結弦」の“明”と“暗”
海の向こうに目を転じれば、ひと足早く桜が満開。「全米ホームラン王」は我が世の春を謳歌している。片や“同期の桜”である「氷上の貴公子」は、花散らしの雨に打たれながらも懸命に笑顔を振りまく。あまりに対照的な“明”と“暗”が生じた背景を探ると……。
歌舞伎町ラブホの“性倫”ばかりか政倫も怪しい……
もうひとつの遠野物語 「赤ベンツ不倫」広瀬めぐみ議員の「幽霊公設秘書」疑惑
カナダ人サックスプレイヤーとの逢瀬を楽しみ、ラブホから国会に直行――。自民党の広瀬めぐみ参議院議員の「赤ベンツ不倫」は多くの人を唖然とさせたが、裏の顔はまだある。勤務実態のない“幽霊秘書”を事務所で抱えていた、との疑惑が囁かれているのだ。
高齢者は8時間以上寝ると寿命が縮む!?
10年ぶり指針改訂 世代で違う「睡眠時間と死亡リスク」
60歳を過ぎた頃から多くの人が直面する「眠れない」という悩み。ところが闇雲に「眠ろう」と努力することは、むしろ死亡リスクの上昇にも繋がるという。国立精神・神経医療研究センターの栗山健一氏に聞いた「睡眠健康」を高める“眠りの新常識”とは。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。