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瀬戸内寂聴全集 〔第四巻〕〈短篇2〉

瀬戸内寂聴/著

6,600円(税込)

発売日:2001/05/10

  • 書籍

21世紀の読者に向けて自らが精選した決定版全集。

男と女の愛の儚さと、究極の孤独を思い知らされた主人公を描く短篇群。この巻の中では唯一私小説的な手法で書かれた「黄金の鋲」、新しい手法で取り組んだ「予兆」「うちうみ」「墓の見える道」他、ガラスの灰皿に注いだブランデーの青い焔の中から生まれた「蘭を焼く」など著者43歳から47歳までに書かれた15篇収録。

目次
貴船
巴里祭
冬銀河
春の弔い
龍燈祭
黄金の鋲
幽会
雁の便り
予兆
樹の幻
うちうみ
さざなみ
公園にて
墓の見える道
蘭を焼く
解説 瀬戸内寂聴

解題

書誌情報

読み仮名 セトウチジャクチョウゼンシュウ04タンペン2
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 瀬戸内寂聴全集
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 554ページ
ISBN 978-4-10-646404-1
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書
定価 6,600円

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著者プロフィール

瀬戸内寂聴

セトウチ・ジャクチョウ

(1922-2021)1922年、徳島県生れ。東京女子大学卒。1957(昭和32)年「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、1961年『田村俊子』で田村俊子賞、1963年『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年11月14日平泉中尊寺で得度。法名寂聴(旧名晴美)。1992(平成4)年『花に問え』で谷崎潤一郎賞、1996年『白道』で芸術選奨文部大臣賞、2001年『場所』で野間文芸賞、2011年に『風景』で泉鏡花文学賞、2018年『句集 ひとり』で星野立子賞を受賞。2006年、文化勲章を受章。著書に『比叡』『かの子撩乱』『美は乱調にあり』『青鞜』『現代語訳 源氏物語』『秘花』『爛』『わかれ』『いのち』『私解説 ペン一本で生きてきた』など多数。2001年より『瀬戸内寂聴全集』(第一期全20巻)が刊行され、2022(令和4)年に同全集第二期(全5巻)が完結。2021年11月9日99歳で逝去。

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