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『恋の聖地』を読めば、○○がしたくなる!(新潮文庫編集部 Y・O)


 Yonda?Mailを読んでくださっている皆さん、こんにちは。
 新潮文庫から、シリーズ累計60万部を超えた「最後の恋」シリーズにつづく、新たな恋愛アンソロジーが登場しました。

 三浦しをんさん、原田マハさん、窪美澄さんといった、いまノリにノっている人気作家の渾身の作品。
 そして「真夜中のパン屋さん」シリーズでブレイク中の大沼紀子さんをはじめ、瀧羽麻子さん、千早茜さんというフレッシュな才能を堪能出来る作品。
 さらには、あの柴門ふみさんの書き下ろしマンガまで! 

 この『恋の聖地―そこは、最後の恋に出会う場所。―』には、読めばきっと恋がしたくなる、7つの素敵な物語がつめこまれています。だけど、この作品の読みどころは、それだけではないんです。

 皆さんは「恋人の聖地」をご存じですか?
 それはプロポーズにふさわしいロマンチックな観光名所のこと。日本全国に100カ所以上ある、愛のパワースポットともいうべき場所です!
(くわしくは「恋人の聖地」のHPをご覧下さい。 )

 このアンソロジーは、七人の作家が実際に「恋人の聖地」を訪れて、その風景を眺めて想像をふくらませながら、“そこで起きているかもしれない恋愛模様”をつづったものなのです。

 たとえばどんな場所が舞台になっているかといいますと。

 三浦しをんさんは、広島の宮島を舞台に。原田マハさんは、北海道の帯広市にあるかつての観光名所、幸福駅へ。瀧羽麻子さんは、熊本の阿蘇を描いてくれました。そのほかには、「石のまち 金谷」や「八島ヶ原湿原」など、知られざる名所を舞台にした作品もあります。

 つまり、この本を読むと、恋をしたくなるだけではなく、旅もしたくなるわけです! 皆さんもこの週末、『恋の聖地』を携えて、全国の「恋人の聖地」を訪れてみませんか? 新たな出会いもあるかも。

(新潮文庫編集部 Y・O)

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2013年06月10日   今月の1冊
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