21世紀の“ギャツビー”
Yonda?Mail購読者の皆さん、こんにちは。
第一次大戦後のニューヨーク郊外の大邸宅。夜な夜な繰り広げられる豪華絢爛たるパーティーの中心にいるジェイ・ギャツビーの、その虚栄に満ちた人生と狂おしいまでの恋を描いた『グレート・ギャツビー』。
フィツジェラルドの代表作にして、アメリカ文学最高の作品とも呼ばれる『グレート・ギャツビー』を原作に、ハリウッドは映画化を何度も行いました。中でもロバート・レッドフォード主演の「華麗なるギャツビー」(1974年公開)の印象は強く残っています。
しかし6月14日、日本でも公開される「華麗なるギャツビー」は、ジェイ・ギャツビーをあのレオナルド・ディカプリオが演じます。カンヌ国際映画祭でオープニング上映され、豪華にして壮麗たる映像が観客を圧倒。世界49カ国(北米を除く)で公開され、北米でのオープニング成績も5千万ドルを超えるとか。21世紀の“ギャツビー”が、新たなる決定版になる日も近いようです。
なお、映画のタイトルは「華麗なるギャツビー」ですが、新潮文庫では『グレート・ギャツビー』です。くれぐれも書店ではお間違えなきよう……。
(K・Y)
2013年06月03日 お知らせ