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塩野七生さんの50年の作家生活で唯一の「歴史小説」が復活!


 塩野七生さんといえば硬質な筆致で古代ローマの歴史を描いた『ローマ人の物語』をはじめとした「歴史エッセイ」で知られていますが、大学の卒業論文は「イタリア・ルネサンス」について。デビュー作も、ルネサンス期イタリアの女傑たちを描いた『ルネサンスの女たち』でした。そんな塩野さんがルネサンスにかえってきました! しかも歴史エッセイではなく、歴史小説という形で――。

 1990年代に刊行した『緋色のヴェネツィア』『黄金のフィレンツェ』『黄金のローマ』の三作品を改題、30年の時を経て書き下ろし完結篇を加えた四部作の完全版として刊行します。かつて宝塚花組で上演された「ヴェネチアの紋章」の原作でもあり、ロマンスあり、殺人事件あり、スパイありの本格的歴史ミステリー小説全4巻! 新潮文庫10月新刊から4か月連続刊行となります。電子書籍も紙の書籍と同日配信となります。

 すべての巻に絢爛豪華なルネサンス世界を体現するカラー口絵を収録。その模様を動画に収めましたので、以下からご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=beepYi4v8yc

 本の総合情報サイト「BookBang」に刊行記念インタビューが掲載されています。こちらもあわせてお楽しみください。
https://www.bookbang.jp/review/article/640650

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2020年10月15日   今月の1冊
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