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【100年保存大特集】創る人52人の2011年日記リレー

新潮 2012年3月号

(毎月7日発行)

特別定価977円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2012/02/07

発売日 2012/02/07
JANコード 4910049010327
価格 特別定価977円(税込)

【100年保存大特集】
創る人52人の2011年日記リレー

あの365日――日本という国とわたしたちの生に激震が襲った2011年を52人の「創る人」はいかに生き、何を思ったのか?

古井由吉(小説家)→大竹伸朗(画家)→飴屋法水(演出家・美術家)→朝吹真理子(小説家)→磯崎 新(建築家)→野田秀樹(劇作家・演出家・役者)→西村賢太(小説家)→都築響一(編集者・写真家)→金原ひとみ(小説家)→石川直樹(写真家)→福田和也(文芸評論家)→名久井直子(装丁家)→小川洋子(小説家)→石上純也(建築家)→伊坂幸太郎(小説家)→杉本博司(写真家)→和合亮一(詩人)→柴田元幸(翻訳家)→東 浩紀(批評家・小説家)→横尾忠則(美術家)→長島有里枝(写真家・小説家)→皆川 明(ファッション・デザイナー)→森村泰昌(美術家)→平野啓一郎(小説家)→柴崎友香(小説家)→坂本龍一(音楽家)→よしもとばなな(小説家)→田中長徳(写真家)→大野和士(指揮者)→高村 薫(小説家)→吉増剛造(詩人)→梅沢和木(美術家)→大友良英(音楽家)→岸田周三(カンテサンス・シェフ)→ドナルド・キーン(日本文学研究者)→宇川直宏(現在美術家・DOMMUNE代表)→佐伯一麦(小説家)→西沢立衛(建築家)→相馬千秋(F/Tプログラムディレクター)→康本雅子(ダンサー・振付家)→宮沢章夫(劇作家・演出家・小説家)→池田亮司(作曲家・アーティスト)→蓮實重彦(仏文学者・映画評論家)→しりあがり寿(漫画家)→平松洋子(エッセイスト)→河瀬直美(映画監督)→内藤 礼(美術家)→黒沢 清(映画監督)→瀬戸内寂聴(小説家)→阿部和重(小説家)→青山真治(映画監督・小説家)→大江健三郎(小説家)

不在/筒井康隆
「おれたち、いい時代に生まれたのかな」悲哀と奇想に彩られた震災奇譚。

双頭の船(1)/池澤夏樹
“日常”がフリーズしたら船に乗れ。3・11以後を異化する想像力の飛翔!

恋愛雑用論/絲山秋子
恋愛とはすなわち雑用である。不要でなく雑用。なのにオトコが現れる。

ある晴れた日に/稲葉真弓

橋/黒川 創

しろいち(血)ば(を)す(吸)いも(申)した[遊女考(六)]/村田喜代子

読む快楽(よろこび)と書く快楽(おののき)/金井美恵子 ロングインタビュー

“フクシマ”、あるいは被災した時間(六)――リスクと贈与/斎藤 環

夜露死苦現代詩2.0 ヒップホップの詩人たち/都築響一
 第九回・腕を上げ光り出せコラ、まるで泥から芽出す蓮の花――小林勝行

批評時空間/佐々木 敦
 第十四回・観察(者)について(その2)

アメリカスケッチ2.0 ウェブと文化の未来を考える/池田純一
 第二十一回・イノベーション都市を目指すニューヨーク

世界同時文学を読む(八)/都甲幸治
 鉄道が作った国――デニス・ジョンソン『列車の夢』

見えない音、聴こえない絵/大竹伸朗
 第九十四回・冥土景

■本
・青山七恵『あかりの湖畔』/江南亜美子
・諏訪哲史『領土』/富岡幸一郎
・佐々木 敦『未知との遭遇』/仲俣暁生
・岡井 隆『わが告白』/日和聡子

■新潮
・なんで宇宙なんて行くの?/古市憲寿
・「三月の5日間」と胎動する熊本/九龍ジョー
・モスクワで海を見た/前田和泉

■連載小説
・満月の道(三)/宮本 輝
・フィルムノワール/黒色影片(二十六)/矢作俊彦
・還れぬ家(三十二)/佐伯一麦

◆第44回《新潮新人賞》応募規定

編集長から

創る人52人の
2011年日記リレー
 大型特集『創る人52人の2011年日記リレー』をお届けする。巨匠というべき国際的アーティストから20代の気鋭作家まで、さまざまな文化領域(書く・描く・建てる・撮る・舞う・奏でるetc)の創る人52人に昨2011年(計52週)の「日記」を依頼したものだ(1週ごとのリレー形式)。
 あの1年――日本という国と私たちの生にとてつもない激震が襲った2011年を、創る人たちはいかに生き、何を思い、何を創造したのか? その記録は私たちにとって、さらには未来の日本人にとっても意義深いものになるはずだ。
 小誌は文芸誌として文学的想像力の最先端を読者に示したいと願っている。だが同時に、いわば「文明誌」として、〈人間の営み〉まるごとを〈言葉〉を通じて表現したいと欲望している。1年がかりで総力編集した成果を読者と共有できれば幸いである。

新潮編集長 矢野 優

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

新潮とは?

文学の最前線はここにある!
人間の想像力を革新し続ける月刊誌。

■「新潮」とはどのような雑誌?
「新潮」は日露戦争の年(1904年)に創刊された、百歳を超える文芸誌です。現役の商業文芸誌としては世界一古いという説があります(ただし第二次大戦中は紙不足のため数号、関東大震災のときは1号だけ休刊)。その歴史の一端は小誌サイト内にある〈表紙と目次で見る「新潮」110年〉でご覧ください。

■革新し続ける文学の遺伝子
もちろん古いことと古臭いことはまったく別です。百余年にわたり、たえず革新を続けてきたことこそが「新潮」の伝統であり、その遺伝子は現編集部にも確実に引き継がれています。ケータイ小説やブログ、あるいは電子配信、電子読書端末まで、いまだかつてない〈環境変動〉がわたしたちの生に及びつつある今、時代精神を繊細に敏感に感じ取った小説家、批評家たちが毎月、原稿用紙にして計1000枚以上(単行本にして数冊分)の最新作を「新潮」を舞台に発信し続けています。

■日本語で表現されたあらゆる言葉=思考のために
デビュー間もない20代の新人からノーベル賞受賞作家までの最新作がひとつの誌面にひしめきあうのが「新潮」の誌面です。また、文芸の同時代の友人である音楽、映画、ダンス、建築、写真、絵画などの領域からも、トップクラスの書き手、アーティストが刺激的な原稿を毎号寄せています。文芸を中心にしっかりと据えながら、日本語で表現されたあらゆる言葉=思考の力を誌面に結集させたい――それが「新潮」という雑誌の願いです。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞