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大新聞の論調はお先真っ暗でも……悪い話ばかりじゃない「人口激減社会」の利点検証

週刊新潮 2015年4月30日号

(木曜日発売)

407円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2015/04/22

発売日 2015/04/22
JANコード 4910203150456
定価 407円(税込)

大新聞の論調はお先真っ暗でも……
悪い話ばかりじゃない「人口激減社会」の利点検証
――深刻、消滅、限界……。人口減を報じる新聞の紙面には、暗い単語が躍っている。だが、悪いことばかりか。人口が減れば、物価も地価も下がり、今より家は広くなる。満員の通勤電車ともおさらばで、孫を連れていくテーマパークの行列も短い。悲観も絶望もしないで済む「人口減社会」への心構えを検討する。

宮内庁も心配するICUオリエンテーションで外泊!
「佳子さま」過熱に「雅子妃」「高円宮妃」のさざ波
――戦後70年の今年、皇室への関心はやや上向きだという。その原因の一つとされるのが、成年皇族となられた「佳子さま」。だが、容姿端麗な内親王の露出が増えて巻き起こったフィーバーにさざ波が……。

控除額2倍! 還元率7割8割も登場!
大幅に拡充した「新ふるさと納税」厳選ガイド
▼岡山県備前市/タブレットPC ▼千葉県大多喜町/還元率7割の金券 ▼福岡県久留米市/電動アシスト自転車 ▼大阪府泉佐野市/LCC「ピーチ」航空券etc

【特別読物】
▼「死ぬまでセックス」を真に受ける「初老男」に「いきなりエイズ」の落とし穴
 ノンフィクション・ライター 窪田順生
▼移住者が殺到で出生数も急上昇! 「五島列島」自給自足できる小さな島
 ノンフィクション・ライター 白石新

【ワイド】叩けよ さらば開かれん
(1)家賃130万円だった松濤邸宅に「FOR RENT」看板の「渡辺喜美」
(2)9秒台はお預け! 「桐生クン」実家はトロフィーより空手バカ一代
(3)国会婚活! 隣席の代議士と結婚する「田中美絵子」駅中キスの後
(4)元なでしこ「大竹七未」夫の火遊びでタイ女性が妊娠したと大騒ぎ
(5)「悠仁さま」入学は夢のまた夢「学習院大学」こんなアンケート
(6)都庁本庁に栄転「部長職」に手が届くサーヤご主人「黒田慶樹さん」
(7)娘が母の自宅を差し押さえたリクルート「江副浩正」遺族の戦争
(8)「横浜市立大学医学部」眼科教授と「故金丸信」主治医の白い巨塔
(9)議員宿舎にこだまする民主党「安住淳」国対委員長代理のパット練習

数字が出そろった「春ドラマ」悲鳴と歓声の楽屋裏
▼「キムタク」と「堺雅人」激突の勝者 ▼オールドタイマー「山口智子」 ▼「多部未華子」ドS役の誤算 ▼主役「木村文乃」は知らない本当の敵

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
もう一度ゼロからサイエンス/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
戦国武将のROE(交戦規則)/本郷和人
世界史を創ったビジネスモデル/野口悠紀雄
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
逆張りの思考/成毛 眞
生き抜くヒント!/五木寛之
PTに訊け! 「全身改造」/中野ジェームズ修一
反オカルト論/高橋昌一郎
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/犬養裕美子
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子

■■■ テンポ ■■■
マイオンリー/冴木杏奈「陶芸」
ロビー/「翁長」のカタを待つ「江田憲司」のあらぬ理由
オーバーシーズ/大規模デモに米軍の攻勢に「朴槿恵大統領」の限界
ビジネス/投資家が注目する優良企業の尺度「ROE」とは
マネー/先物なら安く手に入る「金地金」のカラクリ
エンターテインメント/カンヌ映画祭へ 「綾瀬はるか」映画の下馬評
スクリーン/グレゴリー・スター『セッション』
スポーツ/やっと初V1800万円で「菊地絵理香」“美女に金棒”
グルメ/新宿区荒木町に「フレンチ割烹 ドミニク・コルビ」
テレビジョン/“吉”は出なかった46歳「森高千里」ナマ司会
タウン/多選批判を蹴飛ばす“8期32年”「中央区長」の価値
Bookwormの読書万巻/高山文彦

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智) ▼結婚
▼墓碑銘 ▼ガイド ▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板

■■■ 小 説 ■■■
室町無頼/垣根涼介
犬の掟/佐々木譲
嘘 Love Lies/村山由佳

黒い報告書/蓮見圭一

■■■ グラビア ■■■
・昭和の「ブリキ玩具」鑑定団【最終回】
・優越感具現化カタログ
・コウケンテツの健康ごはん塾
・水村山郭不動産【最終回】

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。