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辞任不可避という石破茂首相を待つ地獄

週刊新潮 2024年11月21日号

(木曜日発売)

490円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2024/11/14

発売日 2024/11/14
JANコード 4910203131141
定価 490円(税込)

辞任不可避という
石破茂首相を待つ地獄
▼唯一の側近議員に“特別室”
▼実は一方的に電話を切ったトランプ
▼予算委員長を立民に差し出した舞台裏
▼衆参ダブル選はあるのか

本人は不倫、弟の詐欺的ビジネスに「1500万円払え!」
玉木雄一郎国民民主党代表の憂鬱

岡山・兵庫「連続女児殺傷犯」
「勝田州彦(45)」 異様な獄中書簡
▼自分はトランスジェンダー
▼自傷行為で興奮の果てに
▼神戸「少年A」との類似点
▼元警察官の父から受けた暴力

第三次 中学受験ブームに潜む教育虐待の「闇」
作家 石井光太

うんちの「色」と「カタチ」で親の健康チェックをする方法
ライター 神舘和典

ベストセラー薬剤師が説く
「薬との付き合い方」と「減薬術」
薬剤師 宇多川久美子

海外逃亡10年 FC2創業者が今さら帰国で即逮捕の顛末

【ワイド】後の祭り
▼「力道山」生誕100年で判明 二男「百田光雄」と「未亡人」の深い溝
▼不倫相手と示談成立でも許してもらえない立憲民主「新人議員」の不徳
▼セクハラでクビになった読売「社会部記者」がやったコト
▼18億円要求で決裂 旧ジャニーズから提訴された「当事者の会」元副代表
▼資産400億円「夫」と離婚 財産分与でわかった菊川怜の“落とし穴”

【テンポ】
▼「維新」代表選の暗い展望
▼ルノーを思い出す「日産」
▼日本版「トランプ銘柄」は
▼井上尚弥にサウジが30億!
▼菅義偉相手に落語家の健闘 ほか

「佐々木朗希」メジャー挑戦でロッテが絶対言えない本音

文春訴訟取り下げ
松本人志はどのテレビ番組で復帰するか

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
インテリジェンス『孫子』入門 不敗の哲学/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/岡ノ谷一夫
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
DANGER村山由佳
流砂黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 紺野美沙子 女優
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚
▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/蜂谷 涼
Bookwormの読書万巻村井理子
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)

この号の中吊り

最新号PICK UP

辞任不可避という
石破茂首相を待つ地獄

決選投票の末に首相に指名され、第2次石破内閣を発足させた石破茂首相(67)。側近不足でため息ばかりの首相は今後、衆院予算委員長などの重要ポストを野党に握られる中、厳しい政権運営を迫られる。その上、来年の参院選までの退陣は不可避と見られていて――。

岡山・兵庫「連続女児殺傷犯」
「勝田州彦(45)」 異様な獄中書簡

二つの未解決事件が、一気に急展開をみせた。別件で服役中の男が18年前の殺人未遂事件を自供して逮捕され、さらには17年前の殺人も認めたのである。異常な性癖に支配されながら女児への暴行、殺傷を繰り返してきたその当人が、獄中から送ってきた書簡とは――。

ベストセラー薬剤師が説く
「薬との付き合い方」と「減薬術」

体調が優れないのだから、薬を飲み続けるのは仕方がないこと。そう諦めがちだが、あくまで薬は〈最後の手段〉であり、自分の行動次第で薬に頼らない生活は実現できるという。自ら「0錠生活」を実践している薬剤師が、前号に続いて具体的な減薬術を解説する。

文春訴訟取り下げ
松本人志はどのテレビ番組で復帰するか

お笑いコンビ「ダウンタウン」の松本人志(61)が今月8日、自身の性加害疑惑を報じた『週刊文春』の発行元である文藝春秋などを相手に起こしていた訴訟を突如、取り下げた。どうやら、芸能活動を再開したいようだが、果たして彼の思惑通りにコトは運ぶのか。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。