不安だらけの日米関税交渉
週刊新潮 2025年4月24日号
(木曜日発売)
発売日 | 2025/04/17 |
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JANコード | 4910203140457 |
定価 | 510円(税込) |
▼細かすぎる指示で総合対策本部メンバーが疲弊
▼関係者が呆れた「石破首相の安倍元首相へのライバル心」
▼安倍政権事務方の責任者が明かす“必勝法”
▼“ウォール街の殺し屋”はアベノミクスで1000億円の大儲け
62年ぶり「ルート変更」の裏に雅子皇后の“ご歓談”
▼参加者が語る「進行役の式部職に焦りが……」
▼「万博でも遅刻」皇后のご体調にいまだ“波”
新横綱「豊昇龍」がタトゥー男と名古屋でどんちゃん騒ぎ
熊本市 やまなみこども園から保育業界の大問題を考える
SNS時代の「決断疲れ」対処法
海自「潜水艦乗組員」を40年間“接待漬け”の実態
▼『イット!』で謝罪 青井実アナにNHK関係者は「だから言ったでしょ」
▼「ポスト・ダウンタウン」争い 千鳥とかまいたちはどっちが有力か?
▼覚醒剤で逮捕された料亭「金田中」社長の“危険な日常”
▼映画撮影でもトラブル 大暴走「広末涼子容疑者」心の闇を読み解く
▼大屋根リング「3年で傷む」
▼ロシア軍「中国人傭兵」
▼W杯出場国「倍増」って
▼劇団四季に男性客が殺到 ほか
間もなく出産「大谷翔平ベビー」現地記者に聞いた全情報
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/岩切正一郎
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず/桜木紫乃
DANGER/村山由佳
流砂/黒川博行
元NHK岩田明子の貴方にスポットライト 井上 順 役者・エンターテイナー
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/並木真琴
▼Bookwormの読書万巻/三宅香帆
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
この号の中吊り
最新号PICK UP
不安だらけの日米関税交渉
トランプ大統領(78)の予測不可能な言動に世界中が振り回されている。もっとも、4月17日、いの一番にアメリカとの関税交渉にのぞむ石破官邸の内情はお寒い限りである。ならば、トランプに忠誠を誓う二人の相手にどう対峙すべきか。特別レポートをお届けする。
春の「園遊会」
62年ぶり「ルート変更」の裏に雅子皇后の“ご歓談”
天皇皇后両陛下や皇族方が大勢の招待客と歓談される「園遊会」の光景が、今春から様変わりする。皇族方の歩かれるルートが、62年ぶりに変更されるのだ。由緒ある社交会が“令和流”に改められた背景には、雅子皇后のご体調があるといい……。
動画流出! 髷に1万円札、ケーキに自ら顔面を……
新横綱「豊昇龍」がタトゥー男と名古屋でどんちゃん騒ぎ
新横綱・豊昇龍(25)の呆れた“飲み会動画”が流出し、関係者の間で物議を醸している。一人横綱としての品格を問う声が上がる裏で、出席者を直撃して見えてきた騒動の意外な真相とは。本人は嫌うが、「角界の悪童」と呼ばれた叔父・朝青龍とやっぱり似ているのか。
1日3万5000回で脳を蝕む……
SNS時代の「決断疲れ」対処法
私たちは今、否応なしに「SNS時代」を生かされている。溢れる情報に、迫られる選択。そして次第に脳は疲弊し、「もうどうでもいい」と思考を放棄し始める。しかも、その自覚がないままに、密かに脳は蝕まれていくのだ。現代人必読、「決断疲れ」の対処法。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。