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ナベツネなき読売新聞
「女系天皇」提言の波紋

週刊新潮 2025年5月29日号

(木曜日発売)

510円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2025/05/22

発売日 2025/05/22
JANコード 4910203150555
定価 510円(税込)

ナベツネなき読売新聞
「女系天皇」提言の波紋
▼旗振り役「渡辺恒雄氏の盟友」を直撃
▼なぜこのタイミングで掲載されたのか
▼国民の9割は「女性天皇」に賛成だが……
▼自民党から産経新聞まで「保守派」に激震
▼まとまらない与野党協議の内幕

年金法案で政争の具に……
「就職氷河期世代2000万人」の虚構
▼「氷河期の低年金」というホラーストーリーを作った厚労省の大罪
▼データが示す「非正規雇用多数」のウソ
▼悲惨さばかりを強調する大手メディア

だらしない石破首相のイメチェン作戦
日米関税交渉の切り札は「超高級フルオーダースーツ」

人種差別、『スキヤキ』で初登板、大谷翔平……
日本人大リーガー1号 村上雅則氏が語る「61年前のメジャーと今」

4月施行「改正法」で介護離職が増える懸念
仕事を休む前に知るべき「介護の誤解」

【ビジネスリーダー対談】
経済アナリスト 森永康平×MIXI社長 木村弘毅

【ワイド】心中お察しします
▼「汚物まみれの四人衆」 国民民主党を酷評“名物カメラマン”の真意
▼才能は超一流でも意識は三流…… 右肩痛「佐々木朗希」に厳しい視線
▼ネット配信「ダウンタウンチャンネル」で松本人志と吉本の勝算
▼タイミング最悪…… 「小栗旬」の足を引っ張る「田中圭」は不満分子

【テンポ】
▼参院自民党のあくどい思惑
▼夏ボーナス335万円!?
▼中国が「醤油生産量」隠し
▼「名球会入りビジネス」収支
▼ドパルデュー「性的暴行」 ほか

【埼玉・三郷市ひき逃げ事件】遵法精神の欠片もない42歳「中国人」の嘘八百

超過密日程
ブラジル訪問を前に「佳子さま」に表れたご心境の変化

■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
生き抜くヒント!/五木寛之
変見自在/高山正之
曖昧礼讃ときどきドンマイ/横尾忠則
いま生きる『君主論』/佐藤 優
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
誰の味方でもありません/古市憲寿
私の週間食卓日記/川合俊一
TVふうーん録/吉田 潮
この連載はミスリードです/中川淳一郎
和田式「ピンピンコロリ」の練習帳/和田秀樹
医の中の蛙/里見清一
アスリート列伝 覚醒の時/小林信也
それでも日々はつづくから/燃え殻
全知全脳/池谷裕二
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
夏裘冬扇/片山杜秀
「昭和歌謡」残響伝/タブレット純
知られざる国旗の世界/吹浦忠正
俺は健康にふりまわされている/宮川サトシ
※「だんだん蜜味」は都合により休載いたします。
■■■ 小 説 ■■■
異常に非ず桜木紫乃
DANGER村山由佳
流砂黒川博行
元NHK岩田明子対談 世良公則 ロック・ミュージシャン
■■■ グラビア ■■■
・記念日の晩餐
・優越感具現化カタログ
・新潮グルメ直送便
▼掲示板
▼文殊のストレッチ
▼結婚 ▼墓碑銘
▼スクリーン
▼コンフィデンシャル
▼黒い報告書/花房観音
Bookwormの読書万巻風祭ゆき
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)

この号の中吊り

最新号PICK UP

ナベツネなき読売新聞
「女系天皇」提言の波紋

安定的な皇位継承に向けた与野党協議が続く折、国内最大発行部数を誇る読売新聞が大胆な提言を行なった。そこでは、議論から消えた「女性宮家」の創設を唱え、女性・女系天皇の可能性にも言及している。いきおい保守派の激しい反発を招く事態となったのだが……。

年金法案で政争の具に……
「就職氷河期世代2000万人」の虚構

国会に提出された年金改革法案を巡り、2000万人いるとされる就職氷河期世代に注目が集まっている。非正規雇用が多く、賃金も安く抑えられてきたこの世代は放っておくと多くの人が低年金になる──このストーリーは本当なのか? データを用いて検証する。

だらしない石破首相のイメチェン作戦
日米関税交渉の切り札は「超高級フルオーダースーツ」

「芸能人は歯が命」でも政治家には身嗜みがまず求められる。だが、石破茂首相(68)にはなにかとその装いに注文がつき、見かねた支援者らがついにオーダースーツを贈る運びとなった。一方、日米首脳会談の切り札たるこの特注品には、ある疑念も指摘されていて──。

4月施行「改正法」で介護離職が増える懸念
仕事を休む前に知るべき「介護の誤解」

4月に施行された“改正介護休業法”により、働きながら親を介護するための環境の整備が進んだ。だが実は、法律を“誤用”すると、むしろ介護離職のリスクが高まってしまうという。親子ともに知っておくべき「介護の誤解」を、現場を熟知した専門家が解説。

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。