2011年12月10日12:00より配信いたしましたYonda?Mailを一部のご登録者様に、重複配信する手違いが発生致しました。作成途中のメールマガジンと完成後のメールマガジン両方が誤って配信されました。
そのため一部の登録者様に送られたメールマガジン本文中の「続きを読む」というリンクが間違って記載されているものがあります。
正しいリンクは以下のURLとなります。
//www.shinchosha.co.jp/bunko/blog/2011/12/15.html#mag
該当のご登録者様にはご迷惑をお掛けしました事を、深くお詫び申し上げます。
以後このようなことのないよう、運用上の注意を徹底してまいりますので、ご理解くださいますようお願い申し上げます。
今後ともYonda?Mailをご愛顧賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
わずか半年の間に60万部が増刷され、本年度の文庫売上ランキングの上位を席巻している小説があります。タイトルは『九月が永遠に続けば』。その作者である沼田まほかるさんの長編小説『アミダサマ』が、このたび新潮文庫より刊行されました。
『九月が永遠に続けば』が第5回ホラーサスペンス大賞を受賞したとき、選考委員はこう評しました。「圧倒された」(桐野夏生)。「文章力で大賞を勝ち取った作品」(唯川恵)。「図抜けた才能を感じた」(綾辻行人)。
実際に読んだ皆さんからも、沼田さんの文章力や作品の臨場感を讃える声が数多く届けられています。しかしそれ以上に多かったのは「これみよがしでない怖さ」や「リアルで後を引く怖さ」といった実感。
昨今、さまざまな事件報道で目にする言葉に「心の闇」があります。この決まり文句は言わばジャーナリストにとっての白旗で、「本当のことは当事者以外知りようがない」と読み手を突き放すフレーズです。
Yonda?Mail購読者の皆さまはじめまして。そして縁あってこのページをご訪問いただいた皆さまもはじめまして。いまご覧のページは新潮文庫のメールマガジン「Yonda?Mail」のブログです。
最初の1冊『雪国』(川端康成著)から今日まで、世に出た新潮文庫は約15億6千万冊。これを縦一列に並べると地球を5.7周し、敷きつめると東京ドーム500個分の広さとなります。
と言われてもピンと来ませんね。たとえば東京なら品川区、大阪なら住之江区、名古屋なら天白区の地面がすべて新潮文庫で覆いつくされてしまう計算です。
これだけ“広い”新潮文庫ですから、すべてを踏破することは非常に困難。近所でも歩いたことのない道があり、聞いたことはあっても行ったことのない地名があるように、新潮文庫にも皆さんが見たことのない場所やまだ訪れていない道が数多くあるはず。
Yonda?Mailは、本と活字の広大な世界を旅する皆さんのロードマップになりたいと思っています。ときには抜け道や脇道に入りながら、皆さんがまだご存知なかった本との出会いを演出できればと考えているのです。
ぜひこれからのYonda?Mailの配信にご期待ください。それでは末永きお付き合いのほど、よろしくお願い申し上げます。
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