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自分の「好き」を忘れないように。100個書き込めるログブック『きろくのほん』をつくりました。


「私が好きなものって何だっけ......?」忙しい日々の中で、ふとそう思うことはありませんか。今夏、好きなものを100個書きとめておける『きろくのほん』が新潮文庫から刊行されました。
 クリーム色のカバーをひらけば、なかは100項目分のドット方眼のページ。メモでもイラストでもコラージュでも自分の好きなスタイルで記録を残すことができます。また、通常の新潮文庫と同じスピン(栞紐)やページ番号のほか、自分で書き込める目次もついているので、あとから見返すのも簡単です。
 最近読んだ本や観た映画の感想、推し活日記、チケットや写真をコラージュした旅の思い出帳、勉強や部活の進捗記録......など使い方は十人十色。書く内容ごとに複数冊持つのも良いかもしれません。

 ページのなかには、他にも新潮文庫らしい「仕掛け」があります。新潮文庫のシンボルであるブドウマークが、時折ページ右上に出現するのです。このブドウマーク、じつはいくつか種類があるというのはご存じでしょうか? まず新潮文庫の表紙に印刷された正式なシンボルマークのブドウ、次に本扉(表紙をめくった最初のページ)にある葉っぱつきのブドウ、そして3つ目が今回『きろくのほん』のページに使用した粒数の少ないブドウ(先の2つは13粒ですが、このブドウは10粒です)。この10粒ブドウは、1960年代後半、先の2案と変化をつけて文庫カバー専用にデザインされたものでした。今ではごく限られたカバーにひっそり残るレアなマークですが、『きろくのほん』では10項目ごとにページ右上に現れ、100項目めのページにちょうど完成形の10粒ブドウが現れるデザインとなっています。

 1行だけでも、殴り書きでも、書きかけでも、すべて愛すべき「あなたのきろく」。自分の「好き」がつまった、世界でたったひとつの一冊をつくってみませんか。

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2026年07月15日   今月の1冊
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