今月の表紙の筆蹟は、遠藤周作さん。
波 2026年11月号
(毎月27日発売)
| 発売日 | 2026/10/27 |
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| JANコード | 4912068231165 |
| 定価 | 100円(税込) |
阿川佐和子/やっぱり残るは食欲 第110回
【特集 遠藤周作没後30年】
遠藤周作『わたしが・棄てた・女』『聖書のなかの女性たち』(新潮文庫)
[エッセイ]遠藤周作/小林秀雄氏の絶筆
[名対談再録]遠藤周作×阿川弘之/わが青春の日本古典
[回想記]遠藤龍之介/ふと、Xを身近に感じて
【荻堂 顕『あいされるためのたたかい』刊行記念特集】
あわいゆき/誰ひとり疎外しない傑作エンタメ
江永 泉/失楽園での日常のための……
トンミ・キンヌネン、古市真由美 訳『樹皮の下で』(新潮クレスト・ブックス)
中島京子/「壊れた家族」によりそう小説のまなざし
真空ジェシカ ガク『饅頭以外ぜんぶこわい』
今泉力哉/ガクさんのエッセイを読んだら自分かと思った
中村うさぎ『老後破産の女王』
林真理子/浪費しているのはお金ではなく──
滝口悠生『歯ごたえと喉ごし』
酒井順子/レールとうどんがつなぐもの
玉岡かおる『海へ出でよ─神戸を拓いた海賊たち─』
三浦天紗子/神戸の未来を切り拓いた海賊魂
燃え殻『ほかの人には言わないで』
田中 渓/どの話も自分事に思えてくる
アニエット・ダーニエ、長山さき 訳『コウノトリとラクダの歌』
豊崎由美/思わず長い溜息が漏れる瞬間
アンナ・レンブケ、恩蔵絢子 訳『脱ドーパミン中毒』(新潮新書)
茂木健一郎/「ドパガキ」から「ドパ達人」への道
畠山卓也『贋作師ベルトラッキ』
門井慶喜/どのように詐欺師は生まれるか
岡田暁生『指揮者の歴史』(新潮選書)
出口治明/カリスマの根源
大塚あみ『全部、AIに丸投げした。─気づいたら、24歳で海外ホテル暮らしの経営者になっていた─』
伊藤 篤/AIを使った「サボり方」の研究
キム・サンウク 原案、キム・ハヨン 文、チョン・スンギュ 絵、カン・シンチョル 監修、全 彩香 翻訳『とびだせ! 科学だモン 2─ずずーん! 「重力のヒミツ」編─』
佐藤亮子(佐藤ママ)/読解力を「楽しく」鍛えるには
山口真由/なぜ、私は物理が苦手なのだろう
川名壮志 原作、棚園正一 漫画『ひみつ─佐世保事件で妹を喪ったぼくの話─(上・下)』(BUNCH COMICS)
入江 杏/「被害者の兄」という記号の奥にあるもの
【ミランダ・ジュライ、岸本佐知子 訳『はいつくばって』(新潮クレスト・ブックス)刊行記念】
[対談]岸本佐知子×山崎まどか/カッコ悪く生きる私たち
【薮本勝治『弁慶─創られた豪傑─』(新潮選書)刊行記念】
[対談]藪本勝治×高島崚輔(芦屋市長)/弁慶と古文と灘校と
【朝吹真理子、竹森ジニー 英訳『閉じた目』刊行記念】
[インタビュー]朝吹真理子/小説がやってくるまで
【全集・村上春樹『村上春樹WORKS』予約受付中】
[インタビュー]黒田 貴/新潮社の「全集」とブックデザイン──『村上春樹WORKS』へ至るまで
【酒場修行】
バッキー井上/手練れでありたいという病、それが俺を手負いにした。
【私の好きな新潮文庫】
柞刈湯葉/読書は旅の省略形
高野秀行『謎のアジア納豆―そして帰ってきた〈日本納豆〉―』
国分 拓『ガリンペイロ』
ジョナサン・スウィフト、中野好夫 訳『ガリヴァ旅行記』
【今月の新潮文庫】
ジョセフ・ノックス、池田真紀子 訳『インポスター・シンドローム』
♪akira/さらに磨きがかかった黒さ
【コラム】
[とんぼの本]編集室だより
山野井春絵『友達になって後悔してる』(新潮新書)
山野井春絵/「ルックバック」と「ダウンタイム」に見る友情の行方
【連載】
千葉雄大/家賃を払わない同居人 第8回
三宅香帆/福澤諭吉をよみなおす 第5回
古市憲寿/絶対に挫折しない教養入門 第15回
シリ・ハストヴェット、柴田元幸 訳/ゴースト・ストーリーズ 第10回
下重暁子/九十歳、それがどうした 最終回
内田 樹/カミュ論 第39回
高木 徹/東京裁判 11人の判事たち 第12回
編輯後記 いま話題の本 新刊案内 編集長から
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
波とは?

1967(昭和42)年1月、わずか24ページ、定価10円の季刊誌として「波」は誕生しました。新潮社の毎月の単行本の刊行数が10冊に満たず、新潮文庫の刊行も5冊前後という時代でした。こののち1969年に隔月刊に、1972年3月号からは月刊誌となりました。現在も続く「表紙の筆蹟」は、第5号にあたる1968年春季号の川端康成氏の書「風雨」からスタートしています。
創刊号の目次を覗いてみると、巻頭がインタビュー「作家の秘密」で、新作『白きたおやかな峰』を刊行したばかりの北杜夫氏。そして福田恆存氏のエッセイがあって、続く「最近の一冊」では小林秀雄、福原麟太郎、円地文子、野間宏、中島河太郎、吉田秀和、原卓也といった顔触れが執筆しています。次は大江健三郎氏のエッセイで、続いての「ブックガイド」欄では、江藤淳氏がカポーティの『冷血』を、小松伸六氏が有吉佐和子氏の『華岡青洲の妻』を論評しています。
創刊から55年を越え、2023(令和5)年4月号で通巻640号を迎えました。〈本好き〉のためのブックガイド誌としての情報発信はもちろんのことですが、「波」連載からは数々のベストセラーが誕生しています。安部公房『笑う月』、遠藤周作『イエスの生涯』、三浦哲郎『木馬の騎手』、山口瞳『居酒屋兆治』、藤沢周平『本所しぐれ町物語』、井上ひさし『私家版 日本語文法』、大江健三郎『小説のたくらみ、知の楽しみ』、池波正太郎『原っぱ』、小林信彦『おかしな男 渥美清』、阿川弘之『食味風々録』、櫻井よしこ『何があっても大丈夫』、椎名誠『ぼくがいま、死について思うこと』、橘玲『言ってはいけない』、ブレイディみかこ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』、土井善晴『一汁一菜でよいと至るまで』などなど。
現在ではページ数も増えて128ページ(時には144ページ)、定価は100円(税込)となりました。お得な定期購読も用意しております。
これからも、ひとところにとどまらず、新しい試みを続けながら、読書界・文学界の最新の「波」を読者の方々にご紹介していきたいと思っています。






































