ホーム > 文学賞 > 小林秀雄賞 > 過去の受賞作品 > 第17回 小林秀雄賞 受賞作品

第17回 小林秀雄賞

主催:一般財団法人 新潮文芸振興会 発表誌:「新潮」

最新情報

2018/10/23 第17回小林秀雄賞・第17回新潮ドキュメント賞贈呈式 受賞者挨拶

 第17回 小林秀雄賞 受賞作品

超越と実存―「無常」をめぐる仏教史―

南直哉

新潮社 2018年1月刊

各選考委員の選評については、2018年10月6日発売の「新潮」11月号にて掲載いたします。

授賞理由

超越的なものに対する懐疑で仏教史を串刺しにする思考。言語論と身体論に資するところも大きく、仏教史の枠にとどまらない弾力をもち、仏教とはこういうものかと思わせる。

 受賞インタビュー 南直哉「思想には仏教と仏教以外しかない」 | 考える人

〔著者略歴〕

南直哉(みなみ・じきさい)
1958年5月2日、長野県長野市生まれ。禅僧。青森県恐山菩提寺院代(住職代理)、福井県霊泉寺住職。1984年、出家得度。曹洞宗・永平寺で約20年修行生活をおくり、2005年より恐山へ。著書に『老師と少年』『恐山 死者のいる場所』(以上、新潮社)、『善の根拠』(講談社)、『禅僧が教える心がラクになる生き方』(アスコム)など。

南直哉さんのスピーチ

選考委員

過去の受賞作品

新潮社刊行の受賞作品

受賞発表誌