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創作大特集 読むことは、想像力
【新連載】町田康「漂流」、瀬戸内寂聴「あこがれ」、松浦寿輝「わたしが行ったさびしい町」、【移籍新連載】ヤマザキマリ+とり・みき「プリニウス」。

新潮 2019年1月号

(毎月7日発行)

特別定価980円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/12/07

発売日 2018/12/07
JANコード 4910049010198
価格 特別定価980円(税込)

創作大特集
読むことは、想像力
◆【新連載】漂流町田 康
役儀を終えて、武士わたし は帰る。琉球から薩摩へ。荒ぶる海に災厄の羅針盤が狂い舞う超大作!

◆【新連載】あこがれ瀬戸内寂聴
未知へのあこがれに魅惑され、港町の少女はちがうとこを幻視した。作家九十六歳の原点。
◆【新連載】わたしが行ったさびしい町松浦寿輝
(1)ナイアガラ・フォールズ
これは昔話である――。過去に通り過ぎた町のあれこれから人生の記憶に思いを馳せる。
◆【移籍新連載】プリニウスヤマザキマリ+とり・みき
古代ローマ精神を体現する博物学者が暴君ネロの世に大活躍! 歴史伝奇ロマンの決定版。
普通の人々[新作詩]/谷川俊太郎
角砂糖、金井美恵子
写真師事始め 処女名刺 千九百七十四年[写真・文]/杉本博司
ツマンナイ――と言っていられる贅沢[特別原稿]/水村美苗
日ノ岡高村 薫
大聖堂のある街での再会[特別原稿]/佐伯一麦

【特別対談】
『流転の海』全九巻完結をめぐって宮本 輝+小川洋子
三十七年間七千枚、作家はどう父と母の実像と向かい合い、生老病死の劇を描いてきたか。
◆沈黙のほころびる時[特別原稿]/多和田葉子
◆迷子のままで/天童荒太
◆ドラゴン・パレス/島田雅彦
◆FICTION 01/山下澄人
◆悪と記念碑の問題[特別原稿]東 浩紀
◆歌束/円城 塔
◆丸の内北口改札[連作完結]田中慎弥
◆勇気は風になる。/舞城王太郎
◆ローパス・フィルター/宮内悠介
◆続続アイオワ日記/滝口悠生
◆ストロングゼロ/金原ひとみ
◆小島/小山田浩子
◆mameのブルゾンください/朝吹真理子

■■ 連載小説 ■■
ビッグ・スヌーズ(十二)/矢作俊彦
■■ 本 ■■
◆千葉雅也『意味がない無意味』/小林康夫
◆中村文則『その先の道に消える』/谷崎由依
◆多和田葉子『穴あきエフの初恋祭り』/山岡ミヤ

第51回《新潮新人賞》応募規定
【選考委員】大澤信亮/川上未映子/鴻巣友季子/田中慎弥/中村文則

この号の誌面

立ち読み

編集長から

文芸誌は「漂流」する

 日露戦争開戦の年1904年に創刊した文芸誌「新潮」が116年目へと踏み出していく。2019年1月号。平成が終わり、新元号が始まる。イギリスがEUから脱退する。新国立競技場が完成し、東京五輪が迫る。そして、今はなにか分からないが、世界にとてつもない衝撃をもたらす事象「X」が起こらないと誰が断言できよう。
 そのような時代に向け、新連載を三作同時に開始する。
 町田康「漂流」。瀬戸内寂聴「あこがれ」。松浦寿輝「わたしが行ったさびしい町」。そして休刊した「新潮45」の人気連載だったヤマザキマリとり・みきプリニウス」が小誌にて連載再開する。創刊以来、初のマンガ連載だ。
 それ以外にも15人の小説家・詩人による最新作、充実した対談や特別原稿を一挙に掲載する。
 最高の船出を待ち受けるのは、荒れ狂う世界。文芸誌はどこに「漂流」していくのだろう。

新潮編集長 矢野 優

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

新潮とは?

文学の最前線はここにある!
人間の想像力を革新し続ける月刊誌。

■「新潮」とはどのような雑誌?
「新潮」は日露戦争の年(1904年)に創刊された、百歳を超える文芸誌です。現役の商業文芸誌としては世界一古いという説があります(ただし第二次大戦中は紙不足のため数号、関東大震災のときは1号だけ休刊)。その歴史の一端は小誌サイト内にある〈表紙と目次で見る「新潮」110年〉でご覧ください。

■革新し続ける文学の遺伝子
もちろん古いことと古臭いことはまったく別です。百余年にわたり、たえず革新を続けてきたことこそが「新潮」の伝統であり、その遺伝子は現編集部にも確実に引き継がれています。ケータイ小説やブログ、あるいは電子配信、電子読書端末まで、いまだかつてない〈環境変動〉がわたしたちの生に及びつつある今、時代精神を繊細に敏感に感じ取った小説家、批評家たちが毎月、原稿用紙にして計1000枚以上(単行本にして数冊分)の最新作を「新潮」を舞台に発信し続けています。

■日本語で表現されたあらゆる言葉=思考のために
デビュー間もない20代の新人からノーベル賞受賞作家までの最新作がひとつの誌面にひしめきあうのが「新潮」の誌面です。また、文芸の同時代の友人である音楽、映画、ダンス、建築、写真、絵画などの領域からも、トップクラスの書き手、アーティストが刺激的な原稿を毎号寄せています。文芸を中心にしっかりと据えながら、日本語で表現されたあらゆる言葉=思考の力を誌面に結集させたい――それが「新潮」という雑誌の願いです。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞

新潮

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