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【警察小説特集――制服の矜恃、刑事の懊悩】
新連載 今野 敏/江上 剛
「隠蔽捜査」シリーズ完全ガイド

小説新潮 2018年9月号

(毎月22日発売)

980円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2018/08/22

発売日 2018/08/22
JANコード 4910047010985
価格 980円(税込)
■まとめ テーマでくくる 本選びのヒント
総ざらい! 「隠蔽捜査」シリーズ

■目次
【警察小説特集――制服の矜恃、刑事の懊悩】

〈新連載〉
今野 敏/清明 隠蔽捜査8
――信念のキャリア竜崎伸也の異動先は神奈川県警刑事部長。不祥事の横行する県警を変えてくれ、と本部長に命じられ

〈特別企画〉
◆「隠蔽捜査」シリーズ完全ガイド
――初登場から最新作『棲月』まで、竜崎伸也の活躍を総ざらい! 名言とともに振り返る完全無欠のスーパーガイド

〈新連載〉
江上 剛/特命金融捜査官 清算
――地銀の雄・さざなみ銀行を調査せよ! 特命金融捜査官伊地知耕介の新たな相棒は入庁三年目・赤毛の女性キャリア

◆長岡弘樹/暗夜の岐路
――警ら中出会った二人の少年。何をしているか尋ねると――

生馬直樹/子供が消えた
――小学生が行方不明に。その父親の言動が、おかしい……?

◆松嶋智左/障り
――交通安全運動の準備に追われる係長・水穂の耳にある一報が

【特選読み切り短編】
澤田瞳子/うつろ舟
――大蔵省勤めの孫が連れてきた少年。彼もまた、ご一新の波に煽られていた。胖庵は花鳥茶屋に伴うが

◆大山誠一郎/最後の写真
――殺害された父が残した写真。秘められた意味とは

【注目の「鉄学」紀行】
原 武史/「線」の思考 第二回 二つの「常磐」――「ときわ」と「じょうばん」の近現代
――「ときわ」=「じょうばん」、この認識は正しいか? 日本の近代化を担った鉱山跡地を巡り、隠されたその謎に迫る

小説新潮作家名鑑
芦沢 央
――『火のないところに煙は』が大ブレイク中の作家の素顔

【バラエティコラム】
〈マイルーティーン〉遠藤拓人
〈もういちど会いたい〉花田菜々子
〈いつか住みたい街〉パリッコ

【好評連載小説】
赤川次郎/いもうと
安部龍太郎/迷宮の月
石田衣良/清く貧しく美しく
逢坂 剛/鏡影劇場
奥田英朗/霧の向こう
熊谷達也/我は景祐
黒川博行/熔果
白石一文/ひとりでパンを買いに行く日々に
西村京太郎/富山地方鉄道殺人事件
楡 周平/鉄の楽園
貫井徳郎/邯鄲の島遥かなり
初野 晴/世界の果ては二つ
早見和真/ザ・ロイヤルファミリー 最終回
藤野恵美/サバイバーズ・ギルト
薬丸 岳/刑事弁護人
山本一力/船旗を替えよ! 最終回
山本文緒/自転しながら公転する

【連載エッセイ】
岩井勇気/僕の人生には事件が起きない
Oka-Chang/へそのお
佐藤 優/落日の帝国 プラハの憂鬱
中野信子/孤独な脳、馬鹿になれない私
ペリー荻野/テレビの荒野を歩いた人たち 菅原俊夫の巻 前編
群ようこ/じじばばのるつぼ 最終回

【連載コラム】
◆本の森――新刊文芸書から、選りすぐりを紹介
〈恋愛・青春〉高頭佐和子
〈SF・ファンタジー〉石井千湖
〈歴史・時代〉田口幹人

第六回「新潮ミステリー大賞」募集要項
次号予告/表紙画家のつぶやき

この号の誌面

編集長から

日本一空気を読まないキャリア警察官

 いわゆるミステリージャンルの中で、警察小説の占める割合が、いつになく高まっている気がする。本誌連載陣でも西村京太郎作品は今も十津川警部の独擅場だし、黒川博行作品で暴れ回る堀内・伊達コンビも大阪府警出身。そんな潮流の中、本誌を舞台に書き継がれる今野敏氏の人気シリーズ「隠蔽捜査」第8弾の開幕を記念して企画したのが、「警察小説特集――制服の矜恃、刑事の懊悩」だ。
 主人公は忖度なんぞくそ食らえ、日本一空気を読まないキャリア警官の竜崎伸也。本作「清明」では、警視庁大森署からかつて敵対したこともある神奈川県警へと異動。完全アウェイの再出発となる。とはいえ、杓子定規を絵に描いたような言動は相変わらずで、今後のオフビートな活躍に期待がかかる。併せて、シリーズの全貌が一読瞭然の完全ガイドも収録。
 ほかに江上剛氏の「特命金融捜査官 清算」。そして長岡弘樹、生馬直樹、松嶋智左という次代を担う新鋭3氏の意欲作も。

小説新潮編集長 江木裕計

次号予告

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

小説新潮とは?

 小説新潮は戦後まもない一九四七年に創刊されました。以来、文学史に名をとどめる作家で、小説新潮に登場したことのない名前を探すほうが困難なほど、数多の文豪、巨匠、新進気鋭による名作、名シリーズが誌面を飾ってきました。

 時代は変わり、新しい作家、若い書き手も次々に現れます。変わらないのは「小説を読む楽しみ」を大切にすること。現代小説、時代小説、ミステリー、恋愛、官能……。ジャンルにこだわらず、クオリティの高い、心を揺り動かされる小説を掲載していきます。

 小説と並ぶ両輪が、エッセイと豊富な読物です。小説新潮では、毎号、ボリュームのある情報特集や作家特集を用意しています。読み応えは新書一冊分。誰かに教えたくなる情報が、きっとあります。

 目指すのは、大人の小説、大人の愉しみが、ぎっしり詰まった雑誌です。経験を重ね、人生の陰翳を知る読者だからこそ楽しめる小説、今だからこそ必要とされる情報を、ぎっしり詰め込んでいきたい。

 言葉を換えれば、「もうひとつの人生を体験する小説誌」。時には主人公たちの息遣いに寄り添い、またある時には人生の新たな側面を見つけるささやかなヒントになれば――そう願っています。
 ほんの少しかもしれませんが、小説新潮で毎月の生活がきっと変わるはずです。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞

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