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「野田総理」が歩む袋小路と地雷の迷宮

週刊新潮 2012年5月31日号

(木曜日発売)

387円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2012/05/24

発売日 2012/05/24
JANコード 4910203150524
定価 387円(税込)

もはや二者択一! 「民主党」分裂の狼煙か! 「消費税法案」のお通夜か!
「野田総理」が歩む袋小路と地雷の迷宮
――問責閣僚を更迭するのか、しないのか。今や対小沢、対自民の問題はこの一点にある。支持率が下がり続ける中、野田総理に残された自滅か、破滅的博打の二者択一……。

未来のお世継ぎ候補!
お魚にもご挨拶する「悠仁親王」
――両陛下の訪英という一大イベントが無事終わり、皇室は日常を取り戻したかに見える。この間、皇族方の胸を騒がす事案もなかったわけではない。だが、未来の天皇候補である「悠仁さま」は、そんな喧騒から離れ、日々、成長が見られるという。

電気屋は教えない「太陽光発電」本当のコストと損益分岐点
「太陽光発電」は7割の人が損をする

21世紀の「光クラブ」事件!
6億円を集めて逃げた「慶大生」の華麗な生活

【ワイド】天空樹が見下ろす地上絵
(1)五輪後は大スター「田中理恵」の値札は札束レンガ20個分!?
(2)愛馬がオークス2着で競馬界の大魔神になった「佐々木主浩」
(3)AKB48「高橋みなみ」は創価学会のF票で大躍進
(4)無口な瞬間湯沸かし器という中日「高木監督」にベンチの混乱
(5)元アイドル「つちやかおり」セミヌードが「山田花子」に敗れた
(6)反橋下市長キャンペーンを準備する「年越し派遣村」村長
(7)生活保護大騒動! 「河本準一」の「伯母」「母」「姉」の生活水準
(8)「しずちゃん」夢破れて捨てる神あれば拾う神あり
(9)浮上のチャンスに「ゴジラ松井」は絶不調の波が来た
(10)「八百長なしだとケガが怖い」大相撲「バトルロイヤル」
(11)自社新刊本をネットに売って荒稼ぎ「朝日新聞」前内部監査室長
(12)「黒柳徹子」「明石家さんま」を撃破したローラのタメ口
(13)「酒井法子」を守り続けた最強スポンサーに突然の訃報
(14)女子バレーのメダルに不可欠「シングルマザー」の切り込み隊長
(15)「ちあきなおみ」3万円CD全集が今も売れている

専門家16人に訊く! くすんだ脳の磨き方
▼「脳」は年齢不問でアップグレード可能という科学的根拠
▼1100億個ある神経細胞を活性化する日常的訓練
▼「脳ドリル」こんなやり方ならば効果は全くない
▼「最後から二番目の恋」で生じる化学物質の効用
▼高確率で生涯現役「指揮者」「画家」「中小企業経営者」
▼「ウォーキング」と「ランニング」どちらが脳に良いのか
▼脳を委縮させてしまう良くない生活習慣

■■■ コラム ■■■
あとの祭り/渡辺淳一
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
おれのゴルフ/青木 功
オモロマンティック・ボム!/川上未映子
TVふうーん録/吉田 潮
サイエンス宅配便/竹内 薫
がんの練習帳/中川恵一
世間の値打ち/福田和也
窓際OLのすってんころりん日記/斎藤由香
なんだかなァ人生/柳沢きみお
ブルーアイランド氏のクラシック漂流記/青島広志
なちゅラリズム/なちゅ
気になる一手/中原 誠・吉原由香里
私の週間食卓日記/諸星和己
文殊のストレッチ
大人のマンガ 読むマンガ
B級重大ニュース

■■■ 小 説 ■■■
水を抱く/石田衣良
村上海賊の娘/和田 竜
アニバーサリー/窪 美澄

黒い報告書/井口民樹

▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵万智) ▼掲示板
▼TV視聴室 ▼結婚 ▼墓碑銘

■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ビジネス/エンターテインメント
▼マイオンリー 大萩康司
▼ガイド/アーツ
▼スクリーン グレゴリー・スター
▼ブックス BOOK OF THE WEEK 渡邊十絲子
▼インシデント/オーバーシーズ
▼スポーツ/タウン

■■■ グラビア ■■■
・管見妄語(藤原正彦)
・週刊鳥頭ニュース(佐藤 優・西原理恵子)
・セピアの肖像
・優越感具現化カタログ
・マロンの中年男子厨房道場
・一の宮巡礼

バックナンバー

雑誌バックナンバーの販売は「発売号」と「その前の号」のみとなります。ご了承ください。

雑誌から生まれた本

週刊新潮とは?

〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉

「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
 それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
 50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
 何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
 また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
 最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
 世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。