「安倍官邸」一強で日本が失ったもの
週刊新潮 2017年6月8日号
(木曜日発売)
発売日 | 2017/06/01 |
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JANコード | 4910203120671 |
定価 | 407円(税込) |
▼証人喚問!? 「前川前次官」はキャリア試験4位の大資産家御曹司
▼「大臣と調整」農水省も辟易した内閣府の文書捏造?
▼獣医学部新設で「加計学園」は本当に儲かるのか
▼「泥仕合はやめよう」安倍一強下で物申す「石破茂」前地方創生相
▼病院選びのポイントは「言語聴覚士」
初期症状は風邪と酷似でも命を繫ぐ早期発見法
▼700種のばい菌が1000倍に増殖する就寝中の「唾液リスク」
▼カギは井戸端会議? 圧倒的に女性患者が少ないワケ
食事中の姿勢は? 枕は高い低い? 「誤嚥防止」日常生活篇
▼「食道」「気道」使い分けの「反射神経」鍛錬にカプサイシンが効く!
▼人は喉から老いるからカラオケのお勧めは「津軽海峡冬景色」
▼生死を分けるのは喉の筋力
「喉E体操」「シャキア・トレーニング」「嚥下おでこ体操」「パンダの宝物」
1万人を診た専門医と歯医者が推奨「最強筋トレ」
検察審査会が動き出す「安倍総理」ベッタリ記者の「準強姦」
元陸将 福山 隆
(2)「中川俊直」頭を丸めた重婚ストーカーのSM緊縛写真
(3)ブーム再来「韓流アイドル」になぜか3人の日本人
(4)大ブレイクの折も折「梅沢富美男」が悩んでいる
(5)幻のサメ「メガマウス」出没頻発で大地震が発生する!?
(6)「元モデルvs.元ミス学習院」フジ新番組の見所は新人アナの冷戦
【集中連載】
「墓」「葬式」は本当に必要か
「又吉直樹」vs.「壇蜜」私たち「群れ」にはなじめません
■■■ コラム ■■■
日本ルネッサンス/櫻井よしこ
変見自在/高山正之
TVふうーん録/吉田 潮
十字路が見える/北方謙三
この連載はミスリードです/中川淳一郎
生き抜くヒント!/五木寛之
スジ論 わたしのルールブック/坂上 忍
国際問題 鳥の目 虫の目 魚の目/宮家邦彦
マネーの魔術史 なぜ人はだまされ続けるのか/野口悠紀雄
冒険ゴルフ/倉本昌弘
週刊「山猫」ツメ研ぎ通信/三浦瑠麗
科学探偵タケウチに訊く!/竹内 薫
誰の味方でもありません/古市憲寿
寝言は寝て言え!/KAZUYA
気になる一手/渡辺 明・吉原由香里
私の週間食卓日記/在本彌生
管見妄語/藤原正彦
週刊鳥頭ニュース/佐藤 優・西原理恵子
■■■ テンポ ■■■
▼ロビー/ルビコン川を渡った「若狭勝代議士」
▼オーバーシーズ/息子も娘婿も 米メディアの「トランプ一家」包囲網
▼スポーツ/Bリーグ決勝“最高潮”でも甘くない「東京五輪の壁」
▼テレビジョン/“欠席”が衝撃ニュースになった“四角い仁鶴”
▼ビジネス/板挟みで心労説「三菱東京UFJ銀行」トップ退任
▼エンターテインメント/「ミランダ・カー」結婚にマルコメ君からの祝辞
▼スクリーン/グレゴリー・スター『セールスマン』
▼グルメ/中国料理「東弦京」
▼マイオンリー/安田菜津紀「絵本の読み聞かせ」
▼タウン/マウスの達人「若山教授」が画期的“精子&卵子”研究
Bookwormの読書万巻 東 えりか
▼新々句歌歳時記(嵐山光三郎・俵 万智)
▼結婚 ▼墓碑銘 ▼ガイド
▼文殊のストレッチ ▼東京情報
▼オリンピック・トリビア!(吹浦忠正) ▼掲示板
■■■ 小 説 ■■■
ヒトごろし/京極夏彦
染着/貴志祐介
黒い報告書/安達 瑶
■■■ グラビア ■■■
・続・蒼穹から名建築
・優越感具現化カタログ
・水村山郭不動産
・コウケンテツの日々是好食
この号の中吊り
最新号PICK UP
ついに女性がレイプの事実を顔出し会見で告発!
検察審査会が動き出す「安倍総理」ベッタリ記者の「準強姦」
安倍総理ベッタリ記者こと山口敬之・元TBSワシントン支局長(51)。彼が準強姦容疑で逮捕寸前だったこと、官邸に近い警視庁刑事部長がそれを握り潰した事実を本誌が報道じて3週間。ついに女性が検察審査会に審査申立てし、レイプの事実を顔出し会見で告発した。
「だんだん蜜味」特別版『劇場』刊行記念対談
「又吉直樹」vs.「壇蜜」私たち「群れ」にはなじめません
本誌好評連載の壇蜜さんによる「だんだん蜜味」、今回は新刊『劇場』を上梓したばかりの又吉直樹さんを迎え、特別版の対談編としてお届けする。テレビでの共演も多い同い年の二人、群れになじめない(?)共通の性格から創作の裏話まで、存分に語り尽くす――。
【特別読物】
南スーダン撤退で「PKO」派遣ゼロ! 「憲法9条」が自衛隊を押し潰した
元陸将 福山 隆
「日報問題」で大揺れとなった自衛隊の南スーダン「PKO」派遣。撤退完了で、日本は「派遣ゼロ」の実態に陥った。国際貢献を阻む元凶は、紛争の実情と乖離した、古びた「憲法9条」にあるのではないか――。現場を
〈連載〉 昭和とバブルの影法師 「狂乱時代」の目撃証言
第2回 「地上げの帝王」早坂太吉
「小林旭」が肩を揉んでチャラにした40億円大借金
狂乱時代の最盛期、日本の地価の総額はアメリカ全体の4倍に達したという。実体をはるかに上回った地価があぶく銭を生み、それを手にした“紳士”には、おこぼれに与らんとする輩が群がった。「地上げの帝王」であれば、大スターも肩を揉んだ時代があった。
【集中連載】団塊絶壁! 第8回 「墓」「葬式」は本当に必要か
ジャーナリスト 大江 舜
「安楽死」「死に場所の問題」に続いて、今週は“死んだ後”の話をお届けしよう。「多死社会」の到来で、団塊世代は火葬場も渋滞、順番待ち。お経をあげたこともないのに、戒名をどうする? 葬式は? 墓は? 絶壁に立つわれら団塊「死に方の研究」その3である。
バックナンバー
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雑誌から生まれた本
週刊新潮とは?
〈「週刊新潮」は週刊誌というより、ほとんど人である。辻に立って、夜な夜な紳士貴顕を斬る百六十ページの眠狂四郎である。ときどき魔剣ないし凶刃になることもあるが、円月殺法の切り口が見事である。シバレンではないが、創刊五十年ようやく「剣鬼」の風格も出てきた〉
「週刊新潮」は1956年(昭和31年)2月に、出版社が出す初めての週刊誌として創刊されました。
それから半世紀後の2006年(平成16年)、「週刊新潮」は創刊50周年を迎え、その記念企画「週刊新潮と私」に、作家の徳岡孝夫氏が寄せられのが上記の文章です。
50年という長い時を経ても、「週刊新潮」の編集方針は、創刊当時から全くと言って良いほど変わっていません。
何より、文芸出版社から発行される週刊誌として、常に「人間という存在」を強く意識した記事作りをしています。それはまさに「殺人事件を文学としてとらえる」ことでもあります。偽善を嫌い、人間の本質に切り込む姿勢は、時に「世の中を斜めからシニカルに見ている」と評されることもあります。
また、皇室、学界、右翼、左翼、宗教団体、暴力団、日教組、動労……時代により、その対象は変わりますが、あらゆる“タブー”に挑む姿勢も一貫しています。
最近では、「加害者の方が、被害者より手厚く保護されている」という少年犯罪の不可解な“タブー”を問題にし、少年法が改正されるに至っています。
世の中が左に振れても右に振れても、「週刊新潮」は常に変わらぬ主張を堅持し、その一貫した姿勢が読者に支持されてきました。今後もマスコミ界の「剣鬼」として、「魔剣や凶刃」に磨きをかけていきたいと思っています。