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十津川警部 鳴子こけし殺人事件

西村京太郎/著

649円(税込)

発売日:2022/08/29

  • 文庫

連続殺人の現場に残されていたのは1体のこけし。事件の舞台は京都へ! 十津川警部シリーズ。

IT関連企業社長殺害現場に残された1体の鳴子こけし。事件の数日前に死亡した女性の部屋から5体の同型こけしが盗まれていたことが判明する。「SLやまぐち号」の撮影に徳佐駅を訪れた30歳の女性カメラマン、大手自動車会社新入社員、51歳の一発屋の男性歌手。連続殺人の現場には、必ずこけしが残されていた。残るはあと1体。十津川警部は犯人を追い、京都に向かう。長編トラベルミステリー。

目次
第一章 名物こけしが五本
第二章 こけしが泣いて二人目が死んだ
第三章 第三の殺人
第四章 四人目の犠牲
第五章 三年前八月二十五日、雨
第六章 京都に追う
第七章 「大願成就」か罠か

書誌情報

読み仮名 トツガワケイブナルココケシサツジンジケン
シリーズ名 新潮文庫
装幀 アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 272ページ
ISBN 978-4-10-128544-3
C-CODE 0193
整理番号 に-5-44
ジャンル 文学・評論
定価 649円

著者プロフィール

西村京太郎

ニシムラ・キョウタロウ

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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