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十津川警部 時効なき殺人

西村京太郎/著

693円(税込)

発売日:2016/08/27

  • 文庫

会社社長の失踪、彼の親友の殺害。二つの事件をつなぐ鍵は三十五年前の洞爺湖に――。

「東京駅に行ってくれ」。商社社長小川憲之は運転手に行先の変更を命じて姿を消した。十日後、彼の親友田崎健二が赤坂のホテルで他殺体として発見される。二人は大学時代、ワンダーフォーゲル部に属していたという。私立探偵橋本豊は小川社長の行方を追い、十津川警部は田崎の死の真相を追い求める。事件の鍵は三十五年前の洞爺湖に。過去、現在がせめぎ合う、ミステリ&サスペンス!

目次
第一章 失踪一週間
第二章 還暦の旅
第三章 北へ向かう
第四章 訪ね歩く
第五章 告白
第六章 四人の容疑者
第七章 救出作戦

書誌情報

読み仮名 トツガワケイブジコウナキサツジン 
シリーズ名 新潮文庫
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 288ページ
ISBN 978-4-10-128532-0
C-CODE 0193
整理番号 に-5-32
ジャンル ミステリー・サスペンス・ハードボイルド
定価 693円

著者プロフィール

西村京太郎

ニシムラ・キョウタロウ

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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