十津川警部「吉備 古代の呪い」
572円(税込)
発売日:2018/08/29
- 文庫
郷土史研究家が殺された! 十津川警部が古代史ロマンに挑むトラベルミステリー。
古代吉備の歴史を研究する、岡山県総社市在住の郷土史家・吉野文彦が、東京のホテルで殺害された。〈桃太郎伝説〉を題材にした吉野の小説「吉備 古代の呪い」に手掛りがあると推理した、警視庁捜査一課の十津川警部は、亀井刑事とともに岡山に向かう。吉備津彦神社、吉備津神社、血吸川、鬼ノ城をはじめ、伝説ゆかりの地を訪ねた十津川警部は……。古代史ロマン香る、長編トラベルミステリー。
目次
第一章 大王 の時代
第二章吉備 ・桃太郎伝説
第三章 権謀の時代
第四章 吉備マンスリー
第五章 出版
第六章 二人の佐伯賢生
第七章 現代の殺人
第二章
第三章 権謀の時代
第四章 吉備マンスリー
第五章 出版
第六章 二人の佐伯賢生
第七章 現代の殺人
書誌情報
読み仮名 | トツガワケイブキビコダイノノロイ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
装幀 | KENJI GOSHIMA/カバー写真、アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン |
発行形態 | 文庫 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 272ページ |
ISBN | 978-4-10-128536-8 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | に-5-36 |
ジャンル | ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 572円 |
著者プロフィール
西村京太郎
ニシムラ・キョウタロウ
(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。
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