
災厄の「つばさ」121号
565円(税込)
発売日:2003/01/29
- 文庫
- 電子書籍あり
山形新幹線に美女が乗るたび、死神の赤き眼が光る――。十津川警部、射撃の鬼と対決。
新庄行き山形新幹線のグリーン車に幾度も乗車する美女。かげり宿す美貌は、車掌の関心の的だった。彼女はなぜか、毎回違う男を旅に誘っていた。ある朝、そのひとりが殺される。眉間を射ち抜かれて。そして、彼女の同伴した男たちが、次々射殺されてゆく――。十津川警部は、鮮やかな腕前から、狩猟の天才・折尾を追う。謎の美女と射撃の鬼、二色の糸はどのように絡み合うのか?!
書誌情報
読み仮名 | サイヤクノツバサ121ゴウ |
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シリーズ名 | 新潮文庫 |
発行形態 | 文庫、電子書籍 |
判型 | 新潮文庫 |
頁数 | 336ページ |
ISBN | 978-4-10-128515-3 |
C-CODE | 0193 |
整理番号 | に-5-15 |
ジャンル | 文芸作品、ミステリー・サスペンス・ハードボイルド |
定価 | 565円 |
電子書籍 価格 | 627円 |
電子書籍 配信開始日 | 2014/09/05 |
著者プロフィール
西村京太郎
ニシムラ・キョウタロウ
(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。
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