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鳴門の渦潮を見ていた女

西村京太郎/著

649円(税込)

発売日:2023/08/29

  • 文庫

ひとり娘の解放条件は、48時間以内の警視総監の射殺。十津川警部、権力闘争の闇に挑む!

警視庁捜査一課の刑事・佐々木は、余命半年の病に冒されたひとり娘のために職を辞して、二人で渦潮を見ようと、徳島の鳴門に旅に出た。しかし、訪問先の渦潮観望施設「渦の道」で、娘は何者かに誘拐されてしまう。大会で優勝したこともある射撃の名手・佐々木に課せられた犯人からの解放条件は、四十八時間以内に警視総監を射殺すること! 権力の陰に潜む闇に十津川警部が挑む長編ミステリー。

目次
第一章 渦の道
第二章 巨大な計画
第三章 狙撃
第四章 殺人現場の確定
第五章 「風が変わるか」
第六章 罠と罠と
第七章 最終章

書誌情報

読み仮名 ナルトノウズシオヲミテイタオンナ
シリーズ名 新潮文庫
装幀 市場紳太郎/カバー写真、アフロ/カバー写真、新潮社装幀室/デザイン
発行形態 文庫
判型 新潮文庫
頁数 240ページ
ISBN 978-4-10-128546-7
C-CODE 0193
整理番号 に-5-46
定価 649円

著者プロフィール

西村京太郎

ニシムラ・キョウタロウ

(1930-2022)東京生れ。1963(昭和38)年『歪んだ朝』で「オール讀物」推理小説新人賞、1965年『天使の傷痕』で江戸川乱歩賞をそれぞれ受賞。1981年に『終着駅殺人事件』で日本推理作家協会賞を受賞する。2004(平成16)年には日本ミステリー文学大賞を、2019年には「十津川警部」シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。鉄道ミステリー、トラベルミステリーに新境地をひらき、常に読書界の話題をさらうベストセラーを生み出した。

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