阿川弘之全集 第九巻 小説IX 末の末つ子
5,060円(税込)
発売日:2006/04/25
- 書籍
いまこそ読み継がれるべき阿川弘之の文業を集大成。
多忙な熟年の小説家は諸事多難。すでに二男一女があるというのに、四十代半ばの妻は懐妊の兆し。恩師は危篤。新米の女性秘書はそそっかしい。賑やかな家族の騒動をユーモア溢れる筆致で描く長篇。
目次
末の末つ子
対談 酔生夢死か、起死回生か。 北杜夫・阿川弘之
初出と初収録
初出と初収録
書誌情報
読み仮名 | アガワヒロユキゼンシュウ09ショウセツ09スエノスエッコ |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 阿川弘之全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 502ページ |
ISBN | 978-4-10-643419-8 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書 |
定価 | 5,060円 |
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著者プロフィール
阿川弘之
アガワ・ヒロユキ
(1920-2015)広島市生まれ。1942(昭和17)年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。主な作品に『雲の墓標』『舷燈』『暗い波濤』『志賀直哉』のほか、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作がある。
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