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阿川弘之全集 第四巻 小説IV 舷燈 ほか

阿川弘之/著

5,500円(税込)

発売日:2005/11/24

  • 書籍

いまこそ読み継がれるべき阿川弘之の文業を集大成。

亡き戦友への鎮魂の思いを胸に一見平穏な生活を送る男の物語「舷燈」、郷里の級友たちと再会して時の流れを想う「青葉の翳り」、「花のねむり」「古いトランク」「水の上の会話」など小説十七篇。

目次
花のねむり
青葉の翳り
冷蔵庫
変らぬ友
野におけ
古いトランク
黄ばむ
歪んだ自画像
無病息災
水の上の会話
軍艦ポルカ

舷燈
ひとり娘
浴室
空港風景
末つ子
対談 文学とユーモア 開高健・阿川弘之
初出と初収録

書誌情報

読み仮名 アガワヒロユキゼンシュウ04ショウセツ04ゲントウホカ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 阿川弘之全集
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 618ページ
ISBN 978-4-10-643414-3
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書
定価 5,500円

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著者プロフィール

阿川弘之

アガワ・ヒロユキ

(1920-2015)広島市生まれ。1942(昭和17)年、東大国文科を繰上げ卒業し、海軍予備学生として海軍に入る。戦後、志賀直哉の知遇を得て師事。1953年、学徒兵体験に基づく『春の城』で読売文学賞を受賞。同世代の戦死者に対する共感と鎮魂あふれる作品も多い。芸術院会員。主な作品に『雲の墓標』『舷燈』『暗い波濤』『志賀直哉』のほか、『山本五十六』『米内光政』『井上成美』の海軍提督三部作がある。

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