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山本周五郎長篇小説全集 第十巻 風流太平記

山本周五郎/著

1,980円(税込)

発売日:2014/01/24

  • 書籍

恋あり、涙あり、死闘あり。娯楽小説(エンタテイメント)の醍醐味! 興奮がさらに高まる脚注付。

紀州徳川家が絡む前代未聞の大陰謀。長崎奉行所に勤める花田万三郎は、事件の究明に立ち上がった兄たちによって、江戸に呼び戻される。腕は立つが情にもろい万三郎は、任務第一の兄たちの機嫌を損ねるばかり。三兄弟は陰謀を阻止するために奔走するが、万三郎をめぐる恋の争奪戦が嵐を呼んで……。手に汗握る波瀾万丈の物語。

目次
変事
二人つな
紅雀
見えざる謎
女の眼
飛報
菊明り
風の街道
嫉妬
つなぎ船
江戸の霜
山の声
舞う雪
邂逅
芽ぐむ胸
うぐいす
観音谷
虎穴の章
烈火の剣
薄紅梅
春昼
道ひらく
蕨めし

夜ざくら
怪刀飛閃
再会
ながれる雲
猿橋
要害山
朱雀帰南
作者の言葉 山本周五郎
山本周五郎を読む
山本周五郎と私 安部龍太郎
解説 服部康喜
付録
主要登場人物一覧
地図

書誌情報

読み仮名 ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ10フウリュウタイヘイキ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 山本周五郎長篇小説全集
発行形態 書籍
判型 四六判変型
頁数 632ページ
ISBN 978-4-10-644050-2
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書、文学賞受賞作家
定価 1,980円

著者プロフィール

山本周五郎

ヤマモト・シュウゴロウ

(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。

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