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日本文学100年の名作を決定! その編集会議を特別に大公開!!

 新潮文庫は今年で創刊100年を迎えます。これを記念し、100年間に発表された中短篇から“名作”を厳選する『日本文学100年の名作』全10巻が刊行。

 名作を選ぶ編集委員は、豊富な読者体験を持つ池内紀氏、川本三郎氏、松田哲夫氏。毎月集まり、侃侃諤諤と意見を戦わせ、収録作品を選んでいます。

 その白熱の編集会議を大公開! 果たして、どんな作品が“名作”となるのでしょう!? 生の編集会議をご覧いただく貴重な機会です。
10月20日(月) 19:00~20:30 前売チケット 2000円
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鹿島茂「創刊100年! 「新潮文庫」のヒミツを徹底解剖」

 100年前の新潮文庫の製本は、熟練の職人による手作業で仕上げられた豪華なものでした。創刊100年を記念して今年特別に刊行された「復刻版」は、箔押し、背継ぎ表紙など当時の文庫を完全再現。NHK「おはよう日本」をはじめ、新聞各紙やネットニュースなどでも取り上げられ大きな話題となっています。

 イベントではその貴重な「復刻版」を実際にご覧いただきながら、「100年前の新潮文庫」に隠されたスゴ技、創刊当時の時代背景、そしてこれからの文庫と出版文化の未来――メモリアルイヤーの今しか聞けない秘密を鹿島茂さんがナビゲート。本と出版の100年を大解剖します!

10月29日(水) 19:00~20:30 前売チケット 2000円
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2014年10月10日   お知らせ





今からちょうど100年前。第一次世界大戦がはじまった1914(大正3)年、最初の新潮文庫は創刊されました。

第1期の初回配本は、トルストイ『人生論』、ギヨオテ『ヱルテルの悲み』、マルコ・ポーロ『マルコポーロ旅行記 上』、ダスタエーフスキイ『白痴 一』、イブセン『イブセン書簡集』、ツルゲーネフ『はつ戀』の6点でした。

一般向けにはまだ抄訳が多かった時代に、海外の名作文学を「全訳」し、それを「廉価」で提供するという画期的な取り組みでした。以来100年、新潮文庫は何度かその形を変えながら1万点を越える作品を世に送り出し続けています。

創刊100年記念出版「100年前の新潮文庫 創刊版 完全復刻」発売を機に、公式サイトでは「100年前の新潮文庫 復刻ドキュメント」を公開しています。

詳細は「新潮文庫創刊100年」公式サイトでご覧ください。


「新潮文庫創刊100年」の公式サイトがオープンしました!

新潮文庫のひみつ/新潮文庫100年の歩み/100年前の新潮文庫/日本文学100年の名作



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2014年09月22日   お知らせ



 宮部みゆきさんの最大にして最高の現代ミステリー『ソロモンの偽証』[全6冊]が3ヶ月連続で刊行中です。第I部は、発売一週間で増刷決定。この秋一番の話題作となっています。「第II部 決意(上・下)」は9月末発売。「第III部 法廷(上・下)」は10月末に発売です。

 クリスマス未明に転落死したひとりの中学生。彼の死は、殺人か、自殺か――。謎の死は疑念を呼び、やがて学校は悪意で満たされていきます。目撃者を名乗る匿名の告発状。マスコミによる一方的な報道。大人の都合に翻弄される生徒たちは、真実を求め、ある決断を下します。それは「学校内裁判」という伝説の始まりでした――。

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2014年09月10日   今月の1冊

 現在開催中の「第4回ワタシの一行アワード」(赤毛のアンを読んでカナダへ行こう! プリンス・エドワード島ご招待)は当初、8月31日を応募締切とご案内していましたが、NHK連続テレビ小説「花子とアン」の盛り上がりもあり、ドラマ終了直後の「9月30日」まで応募期間を延長することとなりました。

 まだまだ時間がありますので、ぜひご応募ください!

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2014年09月01日   お知らせ



1984年8月30日、53歳の若さで急逝した有吉佐和子作品が文庫で続々と復刊されています。

 旺盛な好奇心で、初期には歴史や古典芸能に取材した作品を発表。後期には社会矛盾を告発する数々のベストセラーを書いた有吉佐和子さん。

 高齢化社会に警鐘を鳴らした『恍惚の人』、食の安全について先駆的に問い掛けた『複合汚染』、代表作とされる紀州を舞台にした女の三代記『紀ノ川』、120万部のベストセラー『華岡青洲の妻』をはじめ、新潮文庫ではこれまで累計1000万部を超える有吉作品を刊行し続けてきました。

 没後30年を機に『悪女について』の新装版を刊行(8月末発売)するほか、『鬼怒川』(8月末発売)『私は忘れない』(9月末発売)『助左衛門四代記』(10月末発売)の3作品を復刊いたします。

 是非この機会にお手に取ってください。





悪女について
有吉佐和子

《自殺か、他殺か、虚飾の女王、謎の死》――醜聞(スキャンダル)にまみれて謎の死を遂げた美貌の女実業家富小路公子。彼女に関わった二十七人の男女へのインタビューで浮び上がってきたのは、騙された男たちにもそれと気付かれぬ、恐ろしくも奇想天外な女の悪の愉しみ方だった。男社会を逆手にとり、しかも女の魅力を完璧に発揮して男たちを翻弄しながら、豪奢に悪を愉しんだ女の一生を綴る長編小説。

ISBN:978-4-10-113219-8 発売日:1983/03/29

書評 テレビ化

990円(定価) 購入



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2014年08月20日   文庫セレクト