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「小沢一郎」に最後のとどめを刺す/舛添要一

新潮45 2010年7月号

(毎月18日発売)

特別定価901円(税込)

雑誌の仕様

発売日:2010/06/18

発売日 2010/06/18
JANコード 4910049370704
価格 特別定価901円(税込)

【特集】「田中角栄」待望論
国中が不景気に喘ぎ、閉塞感に覆われる中、何ら指導力を発揮できない為政者たち。混迷の世に求められるトップのリーダーシップとは何か――

◆なぜいま「田中角栄」なのか
・データで見る「角栄待望」論/松井和志
・「今太閤」の時代/上條昌史
・“角栄好き”の心理学「悲しみ」に裏打ちされた「温かさ」/名越康文(精神科医)

◆私と角栄氏とキッシンジャーの言葉/中曽根康弘

◆小沢一郎が語った「我がオヤジ、田中角栄の功罪」

◆決断と実行! 日米対等を初めて実践したカリスマ/野中広務

◆池田大作氏も「忘れるな」と言った“角さんへの恩義”/矢野絢也

◆角栄はベストワン、小沢はワーストワン/奥島貞雄(元自民党幹事長室室長)

◆人間・田中角栄の実像/朝賀昭(元田中角栄秘書)

◆角栄流「正しいカネのバラまき方」/小林吉弥

国民を熱狂させた政治指導者の言葉とは
[特別付録]初公開! 永久保存版

「田中角栄 最後の大演説」CD

・権力の絶頂時から脳梗塞に倒れる直前までの“伝説の演説”を網羅!
 「選挙必勝法」「財源を作り出す知恵」とは――付録CDの聴きどころ

◆なぜ、角栄節はうけるのか?
・心持ちはいつも「村の長」/小田敏三(新潟日報社常務)
・「力」と「仲間意識」の“スイッチ話法”/東照二(立命館大学教授)

【達人対談】救難の達人/杉原延太vs.ビートたけし

◆はみ尻エリカと玉置浩二・青田典子の「危険地帯」/梨元勝

小沢民主の病理を衝く

◆「裏切り劇場」の大根役者/菊池哲郎

◆トップの言葉 存在の耐えられない「政治答弁」の軽さ/阿比留瑠比

◆地方分権という無知蒙昧 悪代官を討てと煽る水戸黄門型スローガン/薬師院仁志

◆政権党なのに「反日」政策、あまりに危険な「地球市民主義」/長尾一紘

◆外務省に告ぐ【特別篇】小鳩政権崩壊の真実/佐藤優

◆「反小沢戦争」の天王山
総理となり、小沢氏に最後のとどめを刺す/舛添要一

【新巻頭コラム】風が時間を *80歳のニューヨーク行き(1)/徳岡孝夫

【大反響! 連載第二回】道聴途説/外山滋比古

◆人生の星の時間〈榎本武揚〉/福田和也

◆人を殺す理由 あるいは死なせる基準(その2)/里見清一

【特別対談】W杯なんて目じゃない! 『プロ野球血風録』連載前夜
プロ野球は何処へ?
坂井保之 プロ野球経営評論家vs.玉木正之 スポーツ・ライター

◆大相撲、暴力団との切っても切れない関係/荻原礼

【短期集中連載】なにものでもなかったひと 辻まこと伝
 第一回 *辻潤、伊藤野枝の血脈を訪ねて/駒村吉重

◆精神疾患は、天才への入り口か!?/本間ひろむ

[連載]
◆作家の日常、私の仕事 「流れと抵抗」/曽野綾子
◆だまし庵日記/野坂昭如
◆松下幸之助 策謀の昭和史
 *新発見文書「野村吉三郎手帳」/岩瀬達哉
◆昭和の特別な一日 *さらば、銀座の都電(その3)/杉山隆男
◆科学の興亡/竹内薫
◆[シリーズ]私と母 野田聖子(衆議院議員)/歌代幸子
◆現代に宿る神々を求めて/山村明義
◆人生是全て泣き寝入り/村野まさよし
◆おんな41歳、日雇い稼業どん底渡世/山崎マキコ
◆純粋異性批判/中島義道

【連載コラム】〈最終回〉
・浮世/徳川家広
・おんな/中村うさぎ
・経世済民/竹内靖雄

■書物の森

■シネマ・ブレイク

[グラビア]
◆日本再発見
◆【シリーズ】乗り物で巡る世界の暮らし7/小松義夫
◆待望! 田中角栄、いませば

豊田正義氏「根性を忘れた日本人へ」、上條昌史氏「シリーズ『昭和』の謎に挑む」は、今月休載します。

編集長から

混迷の世に求められるリーダーシップとは
「選挙はいつも賽の河原だ。絶えず闘争をつづけていなければダメだ」――。
 自信にあふれた、懐かしいだみ声が30年近い時を経て、CDで甦ります。
 今月の特集は、「『田中角栄』待望論」。「日本の政治リーダー読者人気投票」など各種世論調査を行えば、今もなお圧倒的な支持を得る角栄。政治家が指導力を失った今、日本人がかつて強力なリーダーシップを誇った“角栄的なる力”の再来を待ち望んでいることが分ります。
 この特集の最大の目玉は、特別付録の「田中角栄 最後の大演説」CD。今回、小誌は「今太閤」の権力の絶頂時の演説から、脳梗塞に倒れる直前の“伝説の講演”と呼ばれた大演説までを収めた音源を発掘しました。「財源を作る知恵」とは何か。「選挙必勝法」や、「赤字国債返済法」の驚嘆の中身とは。約70頁に及ぶ大特集記事とあわせて、“角栄節”をお楽しみいただければ幸いです。

新潮45編集長 宮本太一

バックナンバー

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雑誌から生まれた本

新潮45とは?

「新潮45」の創刊は1982(昭和57)年3月で、創刊当初は「新潮45+」(シンチョウヨンジュウゴプラス)という誌名でした。その名の示すとおり、もともとは45歳以上の中高年層を読者対象に想定した雑誌であり、新潮社にとっては初の総合雑誌への挑戦でもありました。
 3年後の1985年より「+」が取れて、誌名は現在の「新潮45」に変わります。内容も「日記と伝記」を軸にした新たな教養雑誌へとリニューアル。以来、その時々の編集部の方針によってノンフィクションや事件への志向が強まったり、独自の言論に力点を置いたり、誌面は変わり続けてきました。
 しかし、一つだけ変わらない「芯」のようなものがこの雑誌にはあります。
 それは「人の生き死に」について考えるということです。
 扱うテーマや素材は、政治経済から殺人事件、芸能スキャンダルやスポーツ・ドキュメントに至るまで多岐にわたります。叙述の仕方も、論考あり、エッセイあり、重厚なノンフィクションありとさまざまです。けれども雑誌の真ん中には、尽きることのない「人間への関心」がある。
これからも「新潮45」は変わり続けるでしょう。時代に向き合いながら、新しいテーマに挑み、表現の幅も広がっていく。しかし、その「芯」の部分は変わりません。ネットの時代になっても、いやネットの時代だからこそ、「新潮45」は「人間」を書き続けていきます。

 ちょっと危険で、深くて、スリリング。
 死角を突き、誰も言わないことを言い、人の生き死にを考える。
 一度読むとクセになるような「毒にも薬にもなる雑誌」。
 
「新潮45」はそんな雑誌であり続けたいと思っています。

雑誌主催・共催・発表誌の文学賞