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深夜特急2―マレー半島・シンガポール―

沢木耕太郎/著

605円(税込)

発売日:2020/07/01

書誌情報

読み仮名 シンヤトッキュウ02マレーハントウシンガポール
装幀 平野甲賀/カバー装幀、A.M.CASSANDRE:STATEDAM(1928)(C)by ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 1994 Photo by KIYA GALLERY/カバー装画
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-123529-5
C-CODE 0126
整理番号 さ-7-52
定価 605円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2020/08/10

狂乱の香港を抜け、倦怠のインドシナへ強烈な「臭い」を求め、旅は続く――。

香港・マカオに別れを告げてバンコクへと飛んだものの、どこをどう歩いても、バンコクの街も人々も、なぜか自分の中に響いてこない。〈私〉は香港で感じたあの熱気を期待しながら、鉄道でマレー半島を南下し、一路シンガポールへと向かった。途中、ペナンで娼婦の館に滞在し、女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれたり、シンガポールの街をぶらつくうちに〈私〉はやっと気がつくのだった――。

目次
第四章 メナムから マレー半島I
オートバイはマフラーをつけずに走り廻り、タクシーは爆音を残して発進し、バスは絶え間なく警笛を鳴らす。バンコクは東京よりも香港よりもけたたましい街だった……
第五章 娼婦たちと野郎ども マレー半島II
マレー半島を南下してゆく途中、私はペナンで娼婦の館に滞在した。女たちの屈託のない陽気さに巻き込まれ、ピクニックに出かけたり、ヒモの若い衆と映画を見たり……
第六章 海の向こうに シンガポール
シンガポールに着いて、“香港の幻影”ばかりを求めて旅していたことに気がついた。今は、中国文化圏に属さない国の、強烈な臭いのする街へ急ぐべきなのかもしれない……
[対談]死に場所を見つける 高倉健 沢木耕太郎
あの旅をめぐるエッセイII

著者プロフィール

沢木耕太郎

サワキ・コウタロウ

1947年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行している。2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。ノンフィクション分野の仕事の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。

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