ホーム > 書籍詳細:深夜特急1―香港・マカオ―

深夜特急1―香港・マカオ―

沢木耕太郎/著

605円(税込)

発売日:2020/07/01

書誌情報

読み仮名 シンヤトッキュウ01ホンコンマカオ
装幀 平野甲賀/カバー装幀、A.M.CASSANDRE:NORD EXPRESS(1927)(C)by ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 1994 Photo by KIYA GALLERY/カバー装画
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-123528-8
C-CODE 0126
整理番号 さ-7-51
定価 605円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2020/07/10

この地球の大きさを体感したい――。人を旅へと駆り立て続ける不朽の名作!

インドのデリーからイギリスのロンドンまで、乗合いバスで行ってみたい――。ある日そう思い立った26歳の〈私〉は、仕事をすべて投げ出して旅に出た。途中立ち寄った香港では、街の熱気に酔い痴れて、思わぬ長居をしてしまう。マカオでは、「大小(タイスウ)」というサイコロ博奕に魅せられ、あわや……。一年以上にわたるユーラシア放浪の旅が今、幕を開けた。いざ、遠路二万キロ彼方のロンドンへ!

目次
第一章 朝の光 発端
アパートの部屋を整理し、引出しの中の一円硬貨までかき集め、千五百ドルのトラベラーズ・チェックと四百ドルの現金を作ると、私は仕事をすべて放擲して旅に出た……
第二章 黄金宮殿 香港
黄金宮殿という名の奇妙な宿屋に放り込まれた私は、香港中を熱に浮かされたように歩きまわり、眺め、話し、笑い、食べ、呑んだ。香港は毎日が祭りのようだった……
第三章 賽の踊り マカオ
香港の喧噪と熱狂を離れ、息抜きにマカオに立ち寄った私は、“大小”というサイコロ博奕に魅せられていった――。やろう、とことん、飽きるか、金がなくなるまで……
[対談]出発の年齢 山口文憲 沢木耕太郎
あの旅をめぐるエッセイI

作家自作を語る

【収録時期】1986(昭和61)年6月

著者プロフィール

沢木耕太郎

サワキ・コウタロウ

1947年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行している。2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。ノンフィクション分野の仕事の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。

関連書籍

判型違い(単行本)

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

沢木耕太郎
登録

書籍の分類