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深夜特急3―インド・ネパール―

沢木耕太郎/著

605円(税込)

発売日:2020/08/01

書誌情報

読み仮名 シンヤトッキュウ03インドネパール
装幀 平野甲賀/カバー装幀、A.M.CASSANDRE:CHEMIN DE FER DU NORD(1929)(C)by ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 1994 Photo by KIYA GALLERY/カバー装画
発行形態 文庫、電子書籍
判型 新潮文庫
ISBN 978-4-10-123530-1
C-CODE 0126
整理番号 さ-7-53
定価 605円
電子書籍 価格 605円
電子書籍 配信開始日 2020/08/10

漂う死と混沌の腐臭――。これは夢か幻か。うなされつつ彷徨するインド亜大陸!

風に吹かれ、水に流され、偶然に身をゆだねる旅。そうやって〈私〉はマレー半島を経て、やっとインドに辿り着いた。カルカッタでは路上で突然物乞いに足首をつかまれ、ブッダガヤでは最下層の子供たちとの共同生活を体験した。ベナレスでは街中で日々演じられる生と死のドラマを眺め続けた。そんな日々を過ごすうちに、〈私〉は自分の中の何かから一つ、また一つと自由になっていくのだった。

目次
第七章 神の子らの家 インドI
ガンジーが「神の子」と呼んだ最下層の人々の子供たち。彼らのための孤児院であり、学校であり、職業訓練所でもあるアシュラムで、私は“物”から解き放たれてゆく……
第八章 雨が私を眠らせる カトマンズからの手紙
ここカトマンズでは、旅の途中でひとり、またひとりと若者が死んでゆきます。ハシシを吸い、夢とうつつの間をさ迷いはじめると、恐怖感は薄いヴェールに覆われて……
第九章 死の匂い インドII
ベナレスは、命ある者の生と死が無秩序に演じられている劇場のような町だった。私はその観客として、日々、遭遇するさまざまなドラマを飽かず眺めつづけていた……
[対談]十年の後に 此経啓助 沢木耕太郎
あの旅をめぐるエッセイIII

著者プロフィール

沢木耕太郎

サワキ・コウタロウ

1947年、東京生れ。横浜国大卒業。ほどなくルポライターとして出発し、鮮烈な感性と斬新な文体で注目を集める。『若き実力者たち』『敗れざる者たち』等を発表した後、1979年、『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、1982年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、1985年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。1986年から刊行が始まった『深夜特急』三部作では、1993年、JTB紀行文学賞を受賞した。ノンフィクションの新たな可能性を追求し続け、1995年、檀一雄未亡人の一人称話法に徹した『檀』を発表、2000年には初の書き下ろし長編小説『血の味』を刊行している。2006年に『凍』で講談社ノンフィクション賞を、2014年に『キャパの十字架』で司馬遼太郎賞を受賞。近年は長編小説『波の音が消えるまで』『春に散る』を刊行。ノンフィクション分野の仕事の集大成として「沢木耕太郎ノンフィクション」が刊行されている。

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