ホーム > 書籍詳細:辻邦生全集 3 天草の雅歌/嵯峨野明月記

辻邦生全集 3 天草の雅歌/嵯峨野明月記

辻邦生/著

7,700円(税込)

発売日:2004/08/25

書誌情報

読み仮名 ツジクニオゼンシュウ03アマクサノガカサガノメイゲツキ
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 辻邦生全集
発行形態 書籍
判型 菊判
頁数 478ページ
ISBN 978-4-10-646903-9
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書
定価 7,700円

辻邦生の遺した豊饒な物語世界――。その全容を明らかにする初の本格的全集。

長崎を舞台にえがく、引き裂かれた鎖国のドラマ『天草の雅歌』。三人の天才の独白を通して、芸術の永遠性を追求する『嵯峨野明月記』。転換期の歴史のなかから現代を照射する壮大な長篇小説2作。

目次
天草の雅歌
第一部
1 序の巻
2 火の巻
3 糸の巻
4 花の巻
5 木の巻
6 波の巻
7 夏の巻
8 鳥の巻
9 岬の巻
10 秋の巻
11 潮の巻
12 天の巻
第二部
1 夜の巻
2 渦の巻
3 海の巻
4 冬の巻
5 星の巻
6 蛍の巻
7 風の巻
8 影の巻
9 島の巻
10 誓の巻
11 雲の巻
12 結の巻

嵯峨野明月記
第一部
一、闇の中より三人の声つぶやきはじめる事
二、草花鳥虫を愛ずる事、家業に及ぶ条々
三、月明に女と出会う事、及び世の移りゆきに及ぶ条々
四、斎藤内蔵助利三が因縁の事、及び加賀発向にまつわる条々
五、扇屋繁昌の事、及び嵯峨野の別邸に関する条々
六、加賀清興の事、及び御朱印船渡海にまつわる条々
第二部
一、京の繁昌の事、及び斎藤利三の首塚に詣でる条々
二、詩文綱要編纂の事、及び朝鮮役に関する条々
三、光悦が妻に関する事、宗達意匠に及ぶ条々
四、角倉与一活字本に執心の事、及び嵯峨本の評判に関する条々
五、角倉与一河川を開鑿する事、及び風神雷神由来に関する条々
六、角倉与一嵯峨野隠棲の事、及び太虚庵風雅に関するる条々
 解題

著者プロフィール

辻邦生

ツジ・クニオ

(1925-1999)東京生れ。1957(昭和32)年から1961年までフランスに留学。1963年、長篇『廻廊にて』を上梓し、近代文学賞を受賞。この後、芸術選奨新人賞を得た1968年の『安土往還記』や1972年に毎日芸術賞を受けた『背教者ユリアヌス』等、独自の歴史小説を次々と発表。1995(平成7)年には『西行花伝』により谷崎潤一郎賞受賞。他の作品に『嵯峨野明月記』『春の戴冠』等。

この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。

感想を送る

新刊お知らせメール

辻邦生
登録
全集・選書
登録

書籍の分類