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辻邦生全集 10 春の戴冠 下

辻邦生/著

7,700円(税込)

発売日:2005/03/25

  • 書籍

辻邦生の遺した豊饒な物語世界――。その全容を明らかにする初の本格的全集。

花の都フィレンツェを率いたロレンツォ・デ・メディチの死を境に、都市は一挙に崩壊する。陰謀、経済の破綻、そして預言者サヴォナローラの出現。急転換する都市の命運――文学史にのこる名作巨編。

目次
春の戴冠 下
第十章  影の群れ
第十一章 炎の形
第十二章 ローマの空
第十三章 最後の春
第十四章 帰ってきた人
第十五章 天の火
第十六章 大洪水
第十七章 炎の中の顔
解題

書誌情報

読み仮名 ツジクニオゼンシュウ10ハルノタイカン2
シリーズ名 全集・著作集
全集双書名 辻邦生全集
発行形態 書籍
判型 菊判
頁数 480ページ
ISBN 978-4-10-646910-7
C-CODE 0393
ジャンル 全集・選書
定価 7,700円

著者プロフィール

辻邦生

ツジ・クニオ

(1925-1999)東京生れ。1957(昭和32)年から1961年までフランスに留学。1963年、長篇『廻廊にて』を上梓し、近代文学賞を受賞。この後、芸術選奨新人賞を得た1968年の『安土往還記』や1972年に毎日芸術賞を受けた『背教者ユリアヌス』等、独自の歴史小説を次々と発表。1995(平成7)年には『西行花伝』により谷崎潤一郎賞受賞。他の作品に『嵯峨野明月記』『春の戴冠』等。

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