隆慶一郎全集第五巻 影武者徳川家康 四
1,870円(税込)
発売日:2009/10/22
- 書籍
本書を読まずして、「関ヶ原」を語るなかれ――。もう一つの日本史、現る。
慶長五年秋、関ヶ原。家康の背後に一人の男が接近した。西軍随一の軍師、島左近の忍びの者だった。響き渡るほら貝、沸き起こる鬨の声。その瞬間、男の長槍が正確に家康の心臓を貫いた! 六十歳にしてデビュー、昭和を生きた著者ならではの骨太の人間観で正史の闇を射抜き、歴史好きを興奮のるつぼに叩きこむ圧巻の大河小説。
目次
影武者徳川家康 四
隆慶一郎とその世界
寺田行健
解題
縄田一男
寺田行健
解題
縄田一男
書誌情報
読み仮名 | リュウケイイチロウゼンシュウ05カゲムシャトクガワイエヤスシ |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 隆慶一郎全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 408ページ |
ISBN | 978-4-10-647005-9 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書 |
定価 | 1,870円 |
著者プロフィール
隆慶一郎
リュウ・ケイイチロウ
(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。
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