
隆慶一郎全集第九巻 捨て童子・松平忠輝 上
1,760円(税込)
発売日:2010/02/23
- 書籍
不屈の面魂と人望ゆえ、父、家康に疎まれ、最も怖れられた男がいた!
誕生直後に捨てられ「鬼っ子」と呼ばれながらも、己れの力で生きる道を切り開いた六男忠輝。強靭な生命力と真っ直ぐな気性、縦横無尽の人脈。それのみならず、ラテン語を理解し、南蛮医学まで修得するほどの開明的知性。時代の枠を超えていたがゆえに、「関ヶ原以後」の謀略と権力闘争に巻き込まれていく風雲児を描く大作。
目次
捨て童子・松平忠輝 上
隆慶一郎とその世界
酒見賢一
酒見賢一
書誌情報
読み仮名 | リュウケイイチロウゼンシュウ09ステドウジマツダイラタダテル1 |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 隆慶一郎全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 320ページ |
ISBN | 978-4-10-647009-7 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書 |
定価 | 1,760円 |
著者プロフィール
隆慶一郎
リュウ・ケイイチロウ
(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。
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