
隆慶一郎全集第十七巻 花と火の帝 上
1,870円(税込)
発売日:2010/06/22
- 書籍
皇位を賭けても、命の限り徳川には屈せぬ! 炎の帝、後水尾帝の覚悟に迫る絶筆。
往け! 「八瀬童子」よ――。後水尾帝が、遂に「天皇の隠密」を奔らせた! 二代将軍秀忠の娘和子を皇后に迎えざるを得ない屈辱に、帝は徹底的に戦う決意を固める。幕府の非道に抗い、断乎王道を貫く。帝への忠誠を誓う八瀬随一の鬼、岩介や猿飛佐助も登場、修学院離宮を今に残した後水尾帝の熱き信念を描く波乱骨太の大作。
目次
花と火の帝 上
隆慶一郎とその世界
秋山駿
秋山駿
書誌情報
読み仮名 | リュウケイイチロウゼンシュウ17ハナトヒノミカド1 |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 隆慶一郎全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判 |
頁数 | 448ページ |
ISBN | 978-4-10-647017-2 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書 |
定価 | 1,870円 |
著者プロフィール
隆慶一郎
リュウ・ケイイチロウ
(1923-1989)東京生れ。東大文学部仏文科卒。在学中、辰野隆、小林秀雄に師事する。編集者を経て、大学で仏語教師を勤める。中央大学助教授を辞任後、本名・池田一朗名で脚本家として活躍。映画「にあんちゃん」の脚本でシナリオ作家協会賞受賞。1984(昭和59)年、『吉原御免状』で作家デビュー。1989(平成元)年には『一夢庵風流記』で柴田錬三郎賞を受賞。時代小説界に一時代を画すが、わずか5年の作家活動で急逝。
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