[ローマ人の物語]
2007年1月18日

 塩野氏が出演するテレビ番組の紹介です。今度の日曜日(21日)に放送されるNHK-BS2の「週刊ブックレビュー」に、『ローマ人の物語』完結が特集されます。司会の児玉清氏・中江有里さんを聞き手に、塩野氏がシリーズ完結について語る内容です。どうぞご覧下さい。

放送予定は以下の通りです。

NHK-BS2
【放 送】 1月21日 8:00-8:54
【再放送】 同日  24:00-24:54

2007年1月12日

 ただいま発売中の月刊誌2誌に塩野氏が登場しています。一つは「文藝春秋」(文藝春秋)の2月号、もう一つは「Voice」(PHP研究所)のこちらも2月号です。

「文藝春秋」では、『国家の罠』『自壊する帝国』(いずれも小社刊)などで知られる外交官・佐藤優氏と気鋭のイスラム研究者・池内恵氏、そして塩野氏の三氏が『ローマ人の物語』について語り合う内容です。「Voice」では、読売新聞文化部の尾崎真理子氏が塩野氏をインタビューしています。どちらもたっぷりの分量で読み応えがあります。是非ご覧下さい。

2006年12月27日

『ローマ人の物語』の最終巻『ローマ世界の終焉』、おかげさまでご好評をいただいております。
 今回は、シリーズ完結を扱った新聞記事等を一覧にしました。

2006年12月24日


▲これから空港へ向かう。ごきげんよう、さようなら。
およそ2ヶ月の日本滞在もこの日が最後。前日に買い求めた日本の食材を車に積み込む。
「ローマでおせちを作るの」







2006年12月15日


▲大きなディスプレイに少々びっくりの様子。
 皆様お待たせいたしました。『ローマ人の物語』最終巻、『ローマ世界の終焉』が本日発売です。全国の書店でお買い求め下さい。

 塩野氏は昨年まで、次巻の執筆準備のため、毎年編集作業を終えられるとあわただしくイタリアに帰られていました。しかし今年は最終巻。第1巻以来、14年ぶりに日本で発売日を迎えることができました。そこで早速、発売当日の書店を訪問されることに。

2006年12月 8日


▲この日は福岡へ。九州各地から来た参加者と楽しく談笑。

2006年12月 5日


▲4日には東京で書店関係者との懇親会が開かれ、翌日から二日間にわたり新聞・通信社の取材が行われた。新潮社の会議室で、合計9社の取材を受ける。

2006年11月30日


▲本日は大阪で書店関係者との懇親会。まずは皆さんにご挨拶。ポンポンがたくさんついたケープがお似合い。

2006年11月28日


▲これまでとは打って変わって、ここは新幹線のホーム。第15巻発売を控え、この日から書店関係者との懇親会が始まる。第1回は名古屋で開かれた。

2006年11月27日


▲本日は小社の書評誌「波」のため、『ローマ人の物語』完成記念の対談が行なわれた。場所は40年近く前、『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』を書く際に、塩野氏がカンヅメになった新潮社の施設。「懐かしいわね」と塩野氏。

2006年11月22日


▲初公開! これが、『ローマ世界の終焉―ローマ人の物語XV―』の「生原稿」だ。
原稿はすべて著者愛用の万年筆(モンブラン)による手書きである。推敲による書き込みが多いのが特徴。

2006年11月 9日


▲この日の大きな仕事は、文中に入れる地図の最終チェックだった。『ローマ人の物語』で使用する地図については、すべて塩野氏の指示に従って、地図作りのプロ(綜合精図研究所)に新たに作成してもらっている。国境の境界線の太さから、色の濃さまで、細部への注意は怠りない。“わかりやすくて、一目瞭然の地図”が、『ローマ人の物語』の目指す地図である。

2006年11月 6日


▲『ローマ人の物語』には、文章だけではなく、地図、写真、図表など数多くのビジュアルが取り込まれている。古代ローマの世界を可能な限りビビッドに蘇らせるために立体的な構成になっているのである。ビジュアルの一点一点について著者自ら厳密な吟味を加えていく。

2006年11月 3日


▲これまで刊行された『ローマ人の物語』の第1巻から第14巻までを机の上に並べ、カバーの変遷について、想いをめぐらす。本のカバーが与えるインパクトの大切さについて、塩野氏は第1巻当初から徹底してこだわってきた。

2006年10月30日


▲無事、成田空港に到着。
フライト時間が12時間10分に及ぶ長旅だった。しかし、疲れた表情はない。

2006年10月30日

 毎年1冊、15年にわたって書き綴られてきた塩野七生著『ローマ人の物語』は、いよいよ今年で完結します。
 最終第15巻のタイトルは『ローマ世界の終焉』。12月15日に刊行予定です。
 現在、塩野七生氏もローマから来日し、日本において最終的な編集作業にとりかかっているところです。
 これから、本の刊行にいたるまで、「制作の舞台裏」をビジュアル中心で特別に公開していきます。
 原稿完成後の編集作業は、これまでの15年間も毎年行われてきたものですが、最終巻につき、今回限り公表します。いわば映画の「メイキング」のようなもので、塩野氏曰く「最初にして最後の試み」です。