山本周五郎長篇小説全集 第五巻 柳橋物語・むかしも今も
1,650円(税込)
発売日:2013/09/27
- 書籍
ほんとうの愛とは、どんなものなのか? 感動がさらに高まる「脚注」の力。
ひたむきに、ただ、ひたすらに――。幼い恋を信じ、過酷な運命に翻弄されるおせんと、命をかけて愛を貫く幸太(『柳橋物語』)。周囲の愛に包まれ、何不足なく育ったまきを襲う夫の裏切り、まきを愚直なまでに守り抜こうとする直吉(『むかしも今も』)。大災害が相次ぐ中、男女それぞれの一途な「愛のかたち」を描く、下町人情の傑作二篇。
目次
柳橋物語
前篇
中篇
後篇
中篇
後篇
むかしも今も
山本周五郎を読む
山本周五郎と私 原田マハ
解説 川島秀一
解説 川島秀一
付録
主要登場人物一覧
地図
地図
書誌情報
読み仮名 | ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ05ヤナギバシモノガタリムカシモイマモ |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 山本周五郎長篇小説全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 352ページ |
ISBN | 978-4-10-644045-8 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 評論・文学研究、全集・選書、文学賞受賞作家 |
定価 | 1,650円 |
著者プロフィール
山本周五郎
ヤマモト・シュウゴロウ
(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
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