山本周五郎長篇小説全集 第六巻 栄花物語
1,980円(税込)
発売日:2013/10/25
- 書籍
あらゆる者が無傷ではいられない――。脚注で、さらに楽しむ歴史物語。
非難と悪罵のなか、政治・経済改革を貫き通す老中田沼意次の苦闘。偽悪家を装いながらも、意次に引きつけられる旗本青山信二郎と、善良さゆえに運命に翻弄され転落してゆく、信二郎の親友・藤代保之助……。人間らしく生きようとする人々の苦悩を描き、経済小説の先駆として、従来の歴史観を覆した名作!
目次
月の盃
汚名の人
冬のちまた
夕顔の少将
香汗
狩の行事
あだ化粧
かはたき
小金ケ原
獲物
花のうわさ
足音
風の彼方
白書院評定
埃立つ街
傷心
慥かな足音
愛の明暗
定信登場
しぐれの中
ぬかった道
汚名の人
冬のちまた
夕顔の少将
香汗
狩の行事
あだ化粧
かはたき
小金ケ原
獲物
花のうわさ
足音
風の彼方
白書院評定
埃立つ街
傷心
慥かな足音
愛の明暗
定信登場
しぐれの中
ぬかった道
作者の言葉 山本周五郎
山本周五郎を読む
山本周五郎を読む
山本周五郎と私 冲方 丁
解説 木村一信
解説 木村一信
付録
主要登場人物一覧
地図
地図
書誌情報
読み仮名 | ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ06エイガモノガタリ |
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シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 山本周五郎長篇小説全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 584ページ |
ISBN | 978-4-10-644046-5 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書、文学賞受賞作家 |
定価 | 1,980円 |
著者プロフィール
山本周五郎
ヤマモト・シュウゴロウ
(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
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