山本周五郎長篇小説全集 第二十三巻 寝ぼけ署長
1,650円(税込)
発売日:2014/11/27
- 書籍
正しく生きるためには、勇気が必要だ! 「脚注」で、さらに深まる感動。
署では、いつも居眠りばかり。ところが、在任中は不思議と事件が少なくて……。罪を憎んで人を憎まず、鮮やかな推理で事件の真相を解明し、見事な手際で関係者を犯罪から救いだす。銀行内での現金紛失、資産家恐喝、密室殺人など、十件の難事件を、型破りな方法で次々に解決する“寝ぼけ署長”の活躍を描く。元祖・警察小説の名作!
目次
中央銀行三十万円紛失事件
海南氏恐喝事件
一粒の真珠
新生座事件
眼の中の砂
夜毎十二時
毛骨屋親分
十目十指
我が歌終る
最後の挨拶
海南氏恐喝事件
一粒の真珠
新生座事件
眼の中の砂
夜毎十二時
毛骨屋親分
十目十指
我が歌終る
最後の挨拶
山本周五郎を読む
山本周五郎と私 横山秀夫
解説 細川正義
解説 細川正義
付録
主要登場人物一覧
書誌情報
読み仮名 | ヤマモトシュウゴロウチョウヘンショウセツゼンシュウ23ネボケショチョウ |
---|---|
シリーズ名 | 全集・著作集 |
全集双書名 | 山本周五郎長篇小説全集 |
発行形態 | 書籍 |
判型 | 四六判変型 |
頁数 | 360ページ |
ISBN | 978-4-10-644063-2 |
C-CODE | 0393 |
ジャンル | 全集・選書、文学賞受賞作家 |
定価 | 1,650円 |
著者プロフィール
山本周五郎
ヤマモト・シュウゴロウ
(1903-1967)山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」と死の直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
関連書籍
この本へのご意見・ご感想をお待ちしております。
感想を送る