
選書は、ロングセラーの宝庫。たっぷりとした読みごたえで、刺激と深みをあわせ持つ作品を提供してゆきます。
半藤一利さん推薦
人は「決断」という精神の荒野を歩まねばならない。本書はそのための好個の指針となる人間学の名著である。
[半藤一利/新潮選書「私のこの一冊」 →全文へ]
牧原出さん推薦
「憲法修正」の歴史から現れる叡智を、これからの日本も学ぶべきである。
[牧原出/「修正」の歴史に学ぶ →全文へ]
池谷裕二さん推薦
「炭素」に隠された、驚くような物語が高品質な知的好奇心を刺激してくれます
[池谷裕二/炭素に秘められた驚きの物語 →全文へ]
嵐山光三郎さん推薦
ライオンは弱い。雑草も強くない。目からウロコが落ちる話がゴロゴロ!
[嵐山光三郎/歴史をたどれば人間は常に弱者だった →全文へ]
井上章一さん推薦
「縄文時代」という呼称は、20世紀のなかば以降に浮上した。また、その時代像も、ここ数十年で大きくうつりかわっている。時勢に翻弄される考古学を、えがきだす。
(井上章一/「日本経済新聞」2015年12月24日「目利きが選ぶ3冊」より)
佐藤優さん推薦
緊急電はどこへ消えてしまったのか? 著者は丹念な取材に基づいて歴史の謎を解く。
[佐藤優/「戦後70年」を考える私のこの一冊 →全文へ]
和田竜さん推薦
従来の史観と主義を排除しながら語られる「戦 」の姿はストンと腑に落ちた。
[和田竜/不勉強な者ほど観念に走る →全文へ]
山内昌之さん推薦
日本が自滅自殺しないにはどうすればよいのか。歴史の切り口や人物の見方が冴える好著。
[山内昌之/青島戦役から敗戦へ、軍人が辿った道 →全文へ]
成毛眞さん推薦
うつ病など気分障害の問題に、脳ではなく腸内細菌に注目した具体的な処方箋。食に関する最新医学の知見が満載!
[成毛眞/やる気も幸福感も腸で作り出される →全文へ]
手嶋龍一さん推薦
杉原千畝が発給した「命のビザ」は単なるヒューマニズムではなかった。知られざる情報活動の全貌が筆者の筆でよみがえる。
[手嶋龍一/知られざる情報活動の全貌 →全文へ]
藻谷浩介さん推薦
半世紀前になされた未来予測の的確さを検証してほしい。
[藻谷浩介/半世紀前に今日を見通した思考の芸術 →全文へ]
出口治明さん推薦
経済の基軸はやはり人口。世界人口が72億人を超えたいま、人類の行く末を考えさせられた。
[出口治明/5千人から72億人へ →全文へ]