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エロスは自由だ。

作成者:小説新潮編集部

小説新潮
「小説新潮」2018年11月号

 誰に魅入られても、何に溺れても構わない。エロスは自由だ。そして、ここまで進化した――。「小説新潮」11月号の特集は[エロスは進化する!]です。
 これまでに刊行されたさまざまな“エロス作品”をご紹介します。

 この人と人とが一糸まとわぬ姿で行う獣のような行為に翻弄される、人としてのばかばかしさや面白さを、花房観音はあらゆる視点から表現している。本作を読むと、セックスの話を恥ずべきことと避けてきた女たちは悔しく思うだろう。

[いしいのりえ/活字を漏らさず味わう「妄想セックス」 「波」2017年11月号より →全文へ]

身分の違いで仲を裂かれ、命を落としたはずの女との、蕩(とろ)けるほどに甘く激しい交わり。

見世物として「愛し合う」ことを強いられた彼らは、その後、悲劇の記憶を「真の愛」で上書きしようと懸命に互いを求め合う。

抑えきれない衝動、忘れられない記憶、断ち切れない恋情。

ナギと俊也の結びつきは、最初は性の刺激からはじまった。性からはじまる恋愛ほど純粋なものはない。

[花房観音/セックス以上に確かなものなんて存在しない 「波」2016年2月号より →全文へ]

少女の想像の中の奇妙なセックス、女の自由をいまも奪う幻の手首の紐、母の乳房から情欲を吸いだす貪欲な嬰児と、はるか千年を越えて女を口説く男たち。

4人は友情とも恋愛ともつかない、特別な絆で結ばれていた。一歩一歩、大人の世界に近づく彼らの毎日を彩る生と性の輝き。

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