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新潮講座で鉄道系編集者にお話を聞きます

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 さっそくお知らせがあります。弊社の新潮講座で鉄道編集講座を開催します。1月から3月まで月1回、他社編集者をおき招して、私田中がお話を伺います。  
題して「売れる読まれる鉄道企画」!! です。売れる企画? それがわかれば苦労はないよ、と突っ込まれそうですが、編集者は常にこの言葉にうなされています。もちろん私もうなされています。

 そういうとき、他社の編集者たちはどうしているのだろう? と考えることもしばしば。今回の講座はこれが出発点でした。お招きする3人の方々は、いずれも鉄道専門の出版社・新聞社にお勤めというわけではありません。つまり鉄道企画を立てることを求められているわけではない人たちです。

1月26日(木) 磯部祥行氏(実業之日本社)
2月23日(木) 大坂直樹氏(東洋経済新報社)
3月23日(木) 齊藤大紀氏(神奈川新聞社)

 時間は18時30分から20時です。

 私は中高生の頃から、地方別の鉄道地図があったらいいな、と思っていました。自分が思うぐらいですから、同じようなことを考えている人がいるに違いない、いつか私のイメージ通りではないにしても、それに近い本が刊行されるだろうと半ば期待していました。 そしてやっぱり出てきました。『鉄道旅手帖』(実業之日本社)です。私のイメージ通りではないですが、それに近いものでした。この本を編集されたのが、磯部さんです。1月26日の講座ではまずこの本を企画したいきさつから伺う予定です。

 2月は、東洋経済の大坂さん。まず伺いたいのは、2008年4月の大特集「鉄道革命」のことです。経済専門誌が鉄道の特集、しかもほぼ1冊まるごとの大特集でした。ビジネスの視点から鉄道を切って見ると、鮮血があふれ出たようでとても新鮮でした。夢中で読んだのを覚えています。以後、鉄道特集は恒例となっています。 これはその後の東洋経済オンラインにもつながっているかとも思います。そのあたりを根掘り葉掘り伺います。

 3月の齊藤さんは文化部の記者です。ですからもっぱら企画記事や書評などをご担当されています。さらに記事を書くだけではなく、イベント列車も企画し、これまでに何本か列車を走らせています。鉄道ファンにとって、自分の企画列車を走らせるのは、ある意味「夢」だと思いますが、それを仕事で実現しています。それも複数回。齊藤さんには列車の企画の立て方からまず伺おうと思います。

 3月23日齊藤さんの講座の後半には、磯部さん、大坂さんにもご同席いただいて、座談会も予定しております。鉄道にご興味がある方はもちろんのこと、これから編集者を目指す方々、すでに編集者として仕事をされ、ちょっと違った空気を頭に吹き込みたい方々など、是非刺激を受けにいらっしゃっていただきたいと思っております。

 講座でお目にかかるのを楽しみにしております。

 詳しくはこちらをご覧下さい。
http://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/012ktqyi1jzp.html
1回ごと、当日現金払い(電話にて残席の確認をお願いします)も可能です。

 新潮社 出版企画部 田中比呂之(ひろし)

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『昭和天皇 御召列車全記録』
原武史/監修、日本鉄道旅行地図帳編集部/編

2017年01月11日  

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