ホーム > Web日本鉄道旅行地図帳 BLOG 悠悠自鉄 > 東北 > 国鉄JR以外のスタンプを紹介します
国鉄JR以外のスタンプを紹介します

「otome-c56」さんが 鷹ノ巣のスタンプを投稿した際に、「DISCOVER→JAPAN」の文字をあとから追加したのではないかと書かれていたので、検証してみようと試みました。いくつか見つかったのですが、検証するには知識の蓄積が足りず、立ち往生してしまい、方向転換します。「追加」については、今後の課題にしておきます。

 国鉄のスタンプについてはこのブログでもいろいろな形で取り上げいます。昭和6年福井駅に始まったらしい、ということも書きました。その伝統はJRにも引き継がれ、さらに第3セクター化された 青い森鉄道には、全駅のスタンプがあります。
 国鉄の影響なのか、またはスタンプブームのようなものがあったのか、戦前にスタンプを設置していた私鉄もありました。

 ここでは東北のいずれも中小私鉄のスタンプをいくつか紹介します。まず 松尾鉱業鉄道 東八幡平のスタンプです。 花輪線 大更から 東八幡平までの電化私鉄。昭和46年に 花輪線の8620を撮影した帰りに、 大更を通りかかった際に見た架線が印象的でした。
higasihachimantai.jpgobanazawa.jpg▲投稿:新金沢文庫さん(クリックするとポップアップします)
 尾花沢は奥羽街道の宿場町ですが、明治34年に開通した 奥羽本線はこの町を通らず、大正元年に 尾花沢鉄道大石田尾花沢を結びました。その後山形鉄道となり昭和45年に廃止されました。描かれているのは最上川でしょうか。またはその支流かもしれません。

  南部縦貫鉄道は東北の私鉄の中でも21世紀まで生き延びた数少ない鉄道です(もっとも平成9年には休止していますが)。第3セクター鉄道で見かける大型バスのようなレールバスではなく、小型バスを線路に乗せたような車両が走っていました。そのかわいらしさが鉄道ファンに愛されました。駅スタンプとはかなり趣が違いますね。
nambu.jpgiizaka.jpeg▲投稿:小心火車さん(左)

 harigami.JPG 福島交通飯坂線は、現役です。弘南鉄道とともに元東急7000系が活躍していることでも鉄道ファンに知られています。5月の連休に訪れた際、終点の飯坂温泉で押したスタンプです。スタンプ置き場の前には、写真のような張り紙がありました。

 さて最後は駅スタンプではありませんので、投稿していいものかどうか迷っていますが、弊社の記念館が角館にあり、ここに設置された「訪問記念スタンプ」です。創業者佐藤義亮が角館の出身ということで、記念館があります。
 毎年春になると、その年の新入社員がこの聖地角館を訪れ、創業の精神を学び、生涯を通じて、会社の利益に貢献することを誓います。
shinchosha-kinenkan.jpeg


......もちろんそんな儀式はありません。

 編集部 田中比呂之(ひろし)

PAGE TOP