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鉄道ニュースまとめ(4月20日~4月26日)

 ゴールデンウィークは皆様どのようにお過ごしでしょうか。今年のゴールデンウィーク(4月25日~5月6日)JR各社の予約状況は前年比6%減となっています。連休は後半4日しかなく、前半は休みが飛び飛びになっているのが影響しているようです。

【天竜浜名湖鉄道 転車台見学者5万人達成】
 国鉄二俣線から第三セクターに転換された天竜浜名湖鉄道天竜二俣駅には旧遠江二俣機関区の転車台と扇形車庫が残されており、現在も車両基地として活躍しています。1998(平成10)年には運転区の建物群とともに登録有形文化財、2009(平成21)年には転車台、扇形車庫が近代化産業遺産にそれぞれ登録されています。
 2009(平成21)年8月からは併設されている鉄道歴史館の見学ツアーがはじまり、ついに今月20日にツアー参加者が5万人を突破しました。
 ツアーは毎日開催されており、大人300円、子供150円(天浜線利用者は大人200円、子供100円)で参加することができます。曜日によって開催される時間が異なるので、天竜浜名湖鉄道のサイトなどで開催時間をご確認ください。(静岡新聞 4月21日)

【実現すれば過去最大規模の買収に GEがアルストム買収?】
 アメリカのGE(ゼネラル・エレクトリック)が、フランスのアルストムと買収交渉しているとブルームバーグが23日報じました。実現すれば過去最大規模の買収となり、買収金額は130億ドル(約1兆3300億円)強になる見込みだと関係者は明かしています。
 アルストムはTGVなどの鉄道車両製造など交通インフラを担当するアルストム・トランスポール、発電機やボイラを製造している電力インフラ担当のアルストム・パワーなどを統括する持株会社。鉄道車両では2007(平成19)年4月3日にはSNCF(フランス国鉄)などと共同で、TGV POS 4402編成を使用した鉄輪式世界最高速度の574.8km/hを記録しています。
 23日のブルームバーグ報道ではアルストムの買収と報じていますが、フランスフィガロ電子版は25日、グローバル発電事業の売却に関して27日の取締役会で協議すると報じています。(ブルームバーグ 4月23日/フィガロ電子版(ロイター通信配信)4月25日)

【復旧は難しい? 只見線代行バスの利用者2割増】
 23日、只見線会津川口只見間で運行している代行バスの2013年度利用者に関して、前年度比2割増とJR東日本が発表しました。しかし赤字の状態には変わりなく同社は「復旧は極めて難しい」としています。
 昨年5月復旧工事費は試算で85億円と発表、単独での復旧は困難として沿線自治体などと協議を続けています。復旧費用として福島県をはじめとする会津地方17市町村が21億円を積み立てるとしていますが、JR東日本の高橋眞取締役 総合企画本部経営企画部長は「残り64億円をどうするか。民間企業としてはかなり厳しい」と話しています。(毎日新聞 4月24日)

【ガンダムファン必見! ラピートが「ネオ・ジオン」カラーに】
 登場時、その斬新なデザインで注目を集めた南海電鉄の50000系特急「ラピート」。通常の塗装は青1色ですが、今回関西空港線の開業20周年を記念し「機動戦士ガンダムユニコーン」とタイアップ。24日、車体色を「ネオ・ジオン」のイメージカラーの赤1色に変更した車両を報道陣に公開しました。
 5号車にはアニメで登場するキャラクター3人の「専用席」とし、他の席とは違うカラーリングになっています。
 塗装変更されたのは1編成、期間限定(6月30日まで)で難波〜関西空港間特急「ラピート」で運用されます。(毎日新聞 4月24日)

【開業50周年記念 記念貨幣を発行】
 財務省は25日、東海道新幹線が10月1日で開業50周年を迎えることを記念し、1000円と100円の貨幣を発行すると発表しました。100円貨幣は今後詳細が発表されますが、1000円貨幣に関しては詳細とデザインが発表されました。
 表面は0系と富士山と桜、裏面は0系が虹色に発色しているデザインとなっています。発行枚数は5万枚で販売価格は8300円。今年10月頃から申し込みを受け付け、12月頃から発送開始となっています。(レスポンス 4月25日)
20140428_01.jpg 20140428_02.jpg ▲記念1000円貨幣のデザイン 左:表 右:裏(財務省ホームページより)

編集部 後藤中也

2014年04月28日   鉄道ニュースまとめ

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