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記念切符の魅力と資料性

 名鉄沿線をオープンして以来、名鉄関連の写真・コレクションがアップされない日はありません。オープンの日のブログでも書かせていただきましたが、名鉄は魅力的な鉄道ですね。特に岐阜県内の揖斐谷汲岐阜市内線は多くのファンが記録を残している鉄道です。
【関連項目】各線にアップされたコレクションはこちら→ 揖斐線谷汲線岐阜市内線

 私は平成4年に2回に分けて名鉄全線完乗を果たしましたが、その時の旅行記を読むと、とても鉄道を楽しむ余裕は感じられません。「こなしている」といった表現がぴったりの慌ただしい乗りつぶし旅行でした。
 揖斐谷汲線は1回目の乗りつぶしで訪れました。新幹線で岐阜羽島に降り、新羽島→新岐阜→黒野→谷汲→黒野→本揖斐と慌ただしく乗り継ぎ、当時は近鉄の揖斐まで歩いて、揖斐→大垣→岐阜→新鵜沼→河和→富貴→内海→新名古屋という行程で1日を終えました。
 乗りつぶしをしていた頃は、名鉄に限らず「いつかまたゆっくり」などと自分に言い聞かせていましたが、結局黒野、谷汲、本揖斐を訪ねる機会はなく、岐阜市内線も含めて廃止になってしまいました。カメラも持ち歩いていなかったので、写真もありません。
 それだけに、「特急ビヤダル」さんや「otome-c56」さんの写真は恨めしく拝見しています。さらに「dategaseki42」さんの記念切符を楽しみに拝見しています。とくにデザインもさることながら、記念切符に記された年表は、当Webの記述と相違する場合もあり、再調査の必要が出てきそうです。
 当事者である鉄道会社が発行している切符の年表ですから、疎かにすることはできません。こういう資料との突き合わせをすることも、このWebのひとつの狙いではありました。「dategaseki42」さんには重ね重ね御礼を申し上げます。
 このような画像もトップページには1日以上表示されることはほとんどありませんので、いくつかここでご紹介させていただきます。美濃町線新関〜美濃間のさよなら切符は美濃紙で作られているそうです。
20140611_01.jpg 20140611_02.jpg 20140611_03.jpg ▲投稿:dategaseki42さん

編集部 田中比呂之(ひろし)

2014年06月11日   東海   タグ : 名鉄揖斐線, 名鉄美濃町線, 名鉄谷汲線

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