JR貨物鷲別機関区が、予定通り8月30日付けで廃止されました。同区所属だったDF200などは五稜郭機関区に集約されます。鷲別機関区の跡地利用に関しては、未定とのことです。(北海道新聞 Doshin web 8月31日)
【土砂災害で不通だった可部線復旧】
8月20日に発生した広島土砂災害で不通になっていたJR可部線が、9月1日から運転を再開しました。この災害で緑井〜可部間が不通になりました。可部駅は斜面が崩れた山から3kmほどしか離れておらず、構内には大量の土砂が流れ込みました。途中の線路内にも土砂が流れ込みましたが、撤去作業を進めて31日に試運転を行いました。安全が確認されたため9月1日から営業運転を再開しました。(テレ朝news 9月1日)
【北総鉄道の代替えバスに新路線】
今年6月から運行を開始した千葉ニュータウン中央〜新鎌ケ谷をノンストップで結んでいる生活バスちばにう。このバスは地元の協力などで運行しているバスで、59人乗りの中型バス2台で運用しています。北総鉄道では同区間の料金が560円なのに対し、ちばにうは300円とほぼ半額です。バスを運行する鎌ヶ谷観光バスは、今後の需要を見込んで新たに2台のバスを増やして、印旛日本医大〜新鎌ケ谷間で来春から運行を開始することになりました。ちばにうの料金は発表されていませんが、北総鉄道の同区間の料金は670円です。(朝日新聞DIGITAL 9月1日)
【広島駅南口再整備の基本方針決定】
広島駅南口の再整備について2日、広島市が基本方針をまとめました。それによると、広島電鉄を高架化してJR広島駅へ直角に入るように整備します。そのため現在の駅ビルを建て替え、2階部分に広島電鉄が乗入れられるようにします。
このルート変更に伴い猿猴橋町電停が廃止される他、駅前大橋ルートが新設されます。この駅前大橋ルートは、比治山町交差点から松川町交差点、稲荷町を結び、稲荷町交差点で本線と交差。そのまま駅前通りを直進し広島駅に直結します。本線と交差する稲荷町では、稲荷町電停からも広島駅に曲がれるようになります。
また循環ルートも整備。比治山線と本線との合流地点である的場町を、現在の広島駅方面ではなく稲荷町方面に曲がれるように整備し、的場町〜紙屋町〜皆実町六丁目〜的場町という循環ルートを整備します。
今後基本設計を行い、完成は平成30年代半ばを想定しています。
▲(上)広島駅南口再整備図面(下)循環ルート運行系統について
「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針の決定について」発表資料より
(YOMIURI ONLINE 9月3日/広島市ホームページ 9月2日 「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針の決定について」)
【東京駅開業100年!記念イベントを開催】
今年は東海道新幹線開業50年、東京駅開業100年など節目の年です。東京駅は大正3(1914)年12月20日に開業。2012年には丸の内駅舎が開業当初の姿に復原されました。今回100周年を記念し、様々な記念イベントが実施されます。中でも注目は寝台特急「富士」が団体臨時列車として。東京〜伊東間で復活運転されます。また山手線E231系500番代1編成に、赤レンガ色のラッピングとレインが10月11日から平成27年3月31日まで運転されます。(JR東日本プレスリリース 9月3日)
▲JR東日本プレスリリースより
【レトラム3ヶ月ぶりに運転再開へ】
土佐電気鐵道から福井鉄道が購入したレトラムの整備が完了したため、9月6日から運転を再開することになりました。同車は今年3月29日に開催されたお披露目会で、配電の不具合により数十メートロ走行し停止してしまいました。以降不具合が多発し、ついに6月14日には自力走行が困難な状況にまでなってしまいました。部品の劣化が原因と判明し、部品を特注して交換。それまでにも、土佐電気鐵道の整備士などからアドバイスを受けるなどしてきました。
今後は11月30日までの土日、祝日に赤十字前〜田原町間を1日3往復運転されます。(YOMIURI ONLINE 9月5日)