「似たもの駅舎」津軽線編
昨日は「いい駅、見つけました」で津軽線の大川平(おおかわだい)駅をご紹介しました。今日はその余談です。前にこのブログで「似たもの駅舎」として千歳線の植苗駅と美々駅の写真を並べてみました。今日はその津軽線編。大川平駅から2つ青森寄りに大平(おおだい)駅、さらに新中小国信号場を挟んで中小国駅があります。大川平、大平、中小国の3駅が似たもの駅舎です。
写真を見ていただければ、一目瞭然です。大きな特徴は入口が正面にないことでしょうか。これは駅舎としてはかなり珍しい。向かって右上にひらがなで駅名が掲げられています。
ホーム側にまわると、向かって左側に待合室、右側は倉庫でしょうか、鍵のかかった扉があります。色はご覧の通りで、中小国のパステル調の黄色はかなり目立っていました。この3駅は蟹田〜三厩開通時、昭和33年10月21日にできた駅です。開業時の駅舎かどうかはわかりません。改築時期が同じかもしません。
▲左が大川平、右が大川
まもなくオープンする「東北」で、どなたか昔の姿をご投稿いただけるかもしれません。楽しみに待ちたいと思います。
さらに余談ですが、大平駅からは北海道新幹線と在来線の合流部が眺められます。工事は佳境に入っているようですが、ちょうど「スーパー白鳥」が青函トンネルに向かって走り去って行きました。写真はすべて2013/5/25撮影
編集部 田中比呂之(ひろし)