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大学鉄研と江ノ電に乗る

 ここ数年、夏になると「今年はとんでもない暑さだ」と吹き出す汗を拭きながら、つぶやいていました。しかし、今年は明らかに例年と違います。例えばエアコンのないわが家の現在の気温は、36度です。このブログを書いている午前1時現在の室温です。夕方はほぼ体温と同じになっていました。

 こんなとんでもない暑さが続く日に江ノ島に出かけました。法政大学鉄道研究会の面々と午前10時に藤沢駅で待ち合わせました。今後、彼らにお手伝いいただいて、Webコンテンツの充実を図っていきたいと思っています。
 この日は初めて駅の撮影をしてもらうので、縷々説明が必要だと思って、酷暑の中、藤沢まで来ましたが、そんな必要はありませんでした。鉄道ファンに年齢の差はないと思っていますが、それを確認したということでしょうか。
 江ノ電の藤沢駅に行くと、夏休み気分が充満していました。明るいドーム駅には電車を待つ大勢の人々。電車が到着するとやはり大勢の人々が降りてきました。enoden1.jpg
 ひと駅乗って、石上でまず下車。片面ホームの駅です。江ノ島側にスロープがあって、そのスロープの先に切符の自動販売機がありました。ホーム上に置くことができず、ホームからはみ出して自動販売機だけを置いているケースは珍しいかもしれません。
 駅に着いたら、駅舎があればまず駅舎を撮影。ホームも撮り、駅名標も撮る......、言われなくてもすでに学生たちはわかっていました。できれば電車も入れて撮影...
...、それもわかっているようでした。
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 柳小路、鵠沼。すでに1枚目のハンドタオルはぐっしょり。列車交換を撮影して、江ノ島へ。手元の温度計はすでに32度になっています。電車に乗るとクーラー、降りると酷暑。真夏の駅撮影は、変形「フィンランドサウナ」ですね。
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 江ノ島駅には天井から風鈴が下がっていましたが、風はそよとも吹かず、その音を聞くことはできませんでした。ひとしきり撮影をしたあと、小田急の片瀬江ノ島まで行ってみました。上半身裸の男たち、短パン・タンクトップの女性たちがウロウロ。夏の海水浴場に来たのは何年ぶりだろう。竜宮城のような片瀬江ノ島も、夏真っ盛りでした。
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 江ノ島駅のに戻ったところで、就職最終面接から駆けつけた4年生がひとり合流。なんとネクタイをしている! 罰ゲームのようでかわいそうでした。腰越に移動。腰越漁港の前にある食堂で、「しらす定食」を食べました。老体はここまで。あとは学生に任せます。これ以上付き合うと、からだに異変が生じても不思議ではない、それほど暑い日でした。
koshigoe.jpg   彼らの撮影した珠玉の作品は、いずれ江ノ電のページを飾ることになります。それまでしばらくお待ちください。それにしても暑かった......。

編集部 田中比呂之(ひろし)

2013年08月12日   関東   タグ : 江ノ電

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